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ユビキタスモバイルの夢

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July 3, 2012
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スマートフォンは電話機能以外にデジタルカメラ、ビデオカメラ、ゲーム、パーソナル・ナビゲーション・デバイス(PND)、パソコンなどの機能を持つ。これまで単独で成り立っていた商品が、一つのスマートフォンで一気に取って代わられる可能性がある。スマートフォンの値段はそれぞれ一つの商品の値段と大差ないために、家電メーカーの売上高が急速に減ってしまう懸念がある。
ソニーが4月に発表した経営方針では、デジタルカメラやビデオカメラなどのデジタル映像機器(部品含む)、ゲーム、モバイル機器の3つの領域に注力するとしている。これらの3つの領域はすべてスマートフォンにリプレースされてくる商品だ。もちろん、デジタル映像機器の中の撮像素子や一眼レフデジタルカメラなど、リプレースの対象ではないものはある。それでも売上高の減少は起こるだろう。現にソニーの2012年3月期のデジタル映像機器部門の売り上げは前年同期比22%の大幅減なのだ。既にその兆候が出ているのではないかと思われる。

 売上高の急激な減少を防ぐためにも、先に説明した既存商品と併存する商品、つまり、新しい市場を作る商品を開発していくことが望まれるのである。これができないと、売り上げ減少が続き、構造改革の名の下でのリストラを続けざるを得なくなる。

、開発から部品製造、組み立て、販売までを自社で手がける「垂直統合」か、電子機器の受託製造サービス(EMS)の活用や他社と協業する「水平分業」かという議論に意味はない。どう作るかよりも何を作るかが重要なのだ。商品企画力を強化しなければならない。これを今まで日本のメーカーは怠ってきたのではないか。

 商品企画というのは、いつもアイデアを練る癖をつけることが必要である。正直なところ、癖がつかないまま年をとってきた幹部が今から商品企画力をつけるのは無理である。そのような幹部の方は若い人が癖をつけられるように、その環境を整えることが重要な業務の一つだと思う。
出典:http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2601T_W2A620C1000000/

 






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最終更新日  July 3, 2012 02:00:33 PM
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