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ロッキーマウンテン国立公園でわいた疑問が1つ、「ここに流れてる川の水はどこに行くの?」。
ロッキー山脈は大陸分水嶺ということで、この西側に降った雨は西側へ、東側に降った雨は東側へ、それぞれ川になって流れる。それは納得。でもコロラドは大陸のまん中で、いちばん近い海から1000kmとか離れてる。いったいどこを通って海にたどりつくんだろう? コロラドの川といえば有名なのはコロラド川だけど、これはロッキーの西側。コロラドからグランドキャニオンを形作り、フーヴァーダムがあって、最後にメキシコのカリフォルニア湾に流れ込む。ふむふむ、なんとなく納得。 問題は東側で、いちばん近い海は南のメキシコ湾のはずなのに、うちの近くのサウス・プラット川は北東にむかって流れてる。もしかして五大湖まで?それともカナダまでいって北極海に流れ込んでたりして?いやいや、そんなバカな・・。 調べてみたら、答えは簡単で、サウス・プラット川は北東でノース・プラット川に合流、さらに東でミズーリ川に合流し、さらに南に流れてミシシッピ川に合流、最後にはメキシコ湾に流れこむんだった。ミシシッピ川は、アパラチア山脈の西~ロッキー山脈の東を流れる川のほとんどすべてを合流してしまうんだそうな。プラット川からミシシッピの河口までで6000Kmとかあるらしい。 細長くまん中に山脈が走る日本から来た私は、川といえば山から海へ直接流れ込む=「線」だと思っていたけど、ここでは広い北米大陸の大平原すべてが流域=「面」なんだ。大陸って、平野って、そういうものだったのね、となんかすごく感動した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.11 03:08:13
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