まいじー日記

AMA（アメリカン・ミュージック・アワード）観た。アダム・ランバートがトリのパフォーマンスで新曲を披露する！というので楽しみにしてたんだけど・・。

うーん、私は実はアダムくんの目指す音楽にはついていけないのかもしれん。はっきりいって楽しめなかった・・。もっと彼の声の美しさが前面に出るような曲だったらよかったのに・・。それかせめて誰が歌っても耳に残るようなキャッチーな曲とかさ・・。

別にステージで女性の脚を持ってひきずりまわそうが、お尻ぐりぐりしようが、男にキスしようがどうでもいいんだけど、肝心の歌で感動または感心、せめて楽しませてくれなくちゃしょうがないじゃんね？得意の超音波な高音も、曲にうまく統合されてないというか、かなり「とってつけた感」があったし・・しかもちょっと音外れてた？期待が高かっただけにがっかり・・。

そう考えるとレディ・ガガはすごいね。あの人実はすごく歌上手いし、その上あの超・耳に残る曲（しかも連発シングルのどれもがキャッチー）。度肝を抜くようなファッションと派手なステージパフォーマンスはその上にあるわけで、隙がないよ。

AMAで歌（い踊）った中で、一番歌がいい！と思ったのは、ケリー・クラークソン。彼女はやっぱりすごいね。生（といってもテレビだが）で聴く方がCDやPV動画よりも格段によかったよ。やっぱ音楽アーティストなら、容姿や奇抜な演出や激しいダンスだけじゃなくて、何よりも音楽で聴かせてくれなくちゃ。

その点、ドートリーは相変わらずいい声。曲はそんなに好きな曲じゃなかったけど、声がいいからいい。あと、意外によかったのがキース・アーバン。私はカントリー嫌いなんだけど、彼の曲はポップロックに近い感じで、カントリー嫌いの耳にも違和感なかった。歌上手いし。やっぱ歌上手いのはいいよね、ジャンルにかかわらず。

というのも、キース・アーバンの前にシャキーラがパフォーマンスしたんだけど、歌手のパフォーマンスじゃなくてただのセクシーダンスじゃんって感じだったの。ダンスもいいけど、やっぱ「ミュージック・アワード」なんだから、歌だけを取り出しても何かを感じられるものがないと不完全に思えるんだよね。シャキーラ、「Hips Don’t Lie」は好きだから楽しみにしてたのに・・。あと、半分裸の女性ダンサーがたくさん出てきて体をくねらせてダンスをするのは、もうお腹いっぱい。他のアーティストも同じような「半裸集団ダンス」ばっかりで、なんかみんな同じに見えたよ。

あとはまあ、二コール・キッドマンは相変わらず綺麗だなあとか、J.Loがコケたなあとか、MJ出されたらなかなか勝てないよなあとか、ホイットニー・ヒューストンの髪型はもうちょっと誰かが手をかけてあげられなかったのかとか、ケイト・ハドソンのドレスはあんまりだろうとか、Aロッドはわざわざあれだけのために呼ばれたのかとか、、、そんな感じ。

アダムくん、もう思いっきり「ついて来れるやつだけついて来い！」モードなのかな。大型とはいえ新人さんなんだから、もうちょっと売れ線を気にしないと、単なるお騒がせセレブに終わっちゃいそうで・・。せっかくのチャンスがしゅるしゅる萎んじゃったらもったいないなあ・・。