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「女性の就業と親子関係」2004 の本に「子どもに家事をさせるということ」という論文がありました。
1995年の財団法人連合総合生活開発研究所の「小学生・中学生の生活に関するアンケート調査」からのもので、それによると どんな親が子どもに家事をさせるのか、親の属性との関連を調べると 男の子の父親が若いほど男の子に家事をさせていて、父親と母親の双方が高学歴であるほど男の子に家事をさせているという。 夫の職業が専門職、技術職である母親が男の子に家事をさせている割合が高く、この父親像は、「家事に参加する夫」と同じ可能性があるという。 データからは、父親の家事参加に関する項目がなかったそうですが、父親の家事参加が子どもへの家事参加に影響しているのは、別の論文にも発表されていました。 子どもに家事をさせるかどうかは、子どもの性別で親の態度も異なり、全般的に親は子どもにジェンダーバイアスをかけた教育的態度をとっていると論文では述べられていました。 ちょうど息子に、家事をさせる(させるというよりも、一緒にするというつもりなのですが)というのをブログにも書いていたところなので、興味深く読みました。本は10の論文で構成されていて、どれも興味深い内容です。 今日はほんの少ししか読めませんでしたが、また後日にでも読んでみようと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.08 23:05:09
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