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カテゴリ:音楽
鬼束ちひろを聞いてみる。 ちょっと前にツイッターで話題になりました。 ニコ生に出たときの映像みてみたら、それも結構きてた。 そいで、ふと鬼束ちひろって誰だっけ、と思ったので聞いてみた。 したら歌すげえ。 「月光」。 いろんな場面で聞いたことがあって、いろんな場面で聞き流していたが、頭には残っていた。 能動的に聞いてみて、頭に残っていた理由の一部が何となくかいま見えたような気がした。 なんだかわからないけど、迫ってくるものがあった。 歌詞もいい。 いきなり「私は神の子」と始まるところ、違った意味でももちろんすごいのだが、時間が痛みを癒すと言わないところが。 痛みと共に生きていないと、またそれに自覚的でないと出てこない表現だと思う。 「infection」も。 心を爆破する、というのは聞きようによっては滑稽な表現だと思うのだけど、歌に乗ると切実さが感じられる。 切実に歌っているからなんだろう。 「CastleImitation」。 「有害な正しさ」。のっけから強烈。 もうすごいとしか言いようがない。 アーティストも芸能人だから好奇の視線を集めるのは避けようのないことだろうけど、いろんな騒がれ方をしても支持する人がいっぱいいて、多くの人が応援と言うより心配しているというかんじなのは、いい歌を歌っているからというシンプルな理由からだったことがわかった気がした。 ちなみに写真は鹿児島県の山川の港。 冬で天気も悪いのにべたなぎの海面。 底が深いから色も深い。 鬼束がニコ生で「火山灰降るからな」といっていた桜島の近くではあるが、特に関連づけようと思ったわけではない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/02/16 10:20:39 PM
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