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■広縁からの段差をなくしたり、手すりを付けています。
↓完成の写真。式台を増築しました。 板の名前は「アフロモシヤ」。おもしろい名前よね。 別名、アフリカンチークとよばれるように、色目はチークに似ています。 ↓以前の写真。 ずいぶんとお待たせしてしまった、そんな仕事です。 写真を探していたのですが、データはコンピュータの中にはなく、 バックアップ用の外付けハードディスクのなかでした。 写真の日付は5月。現場調査はそんなにも前でしたか。 お待たせしました。でも、よいものには仕上がっていると思うんです。 ■外観を気にするということ。 外国の町並みは美しく、日本の町並みはそうではないとよくいわれるのですが、 その日本の町並みを作っているのは、自分の家も含んでの1軒1軒なんですよね。 ヨーロッパの家が美しいのは、まず「町の家としてどうあればいいのか」という発想から始まるからで、 反対に、全体からの視野を欠いた日本の町にはそうした美しさがまったくといっていいほどみられない。 と、名古屋出身の住宅作家の宮脇檀(まゆみ)氏は書いています。 外観を考えるとき。 まずその家を他人が見ているということ、他の人たちにとっては自分の家が風景になっているということ。 家1軒でつくる風景ではなくて、家が連なって「風景」はできる。 自分たちが建てる家が「風景」を作る。 特別にお金をかけるわけではなく、ちょっとこぎれいにする、花を飾るってことでいいと思います。 そんなことを考えていると、外国のような調和した街並みも、できそうな気がしてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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