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テーマ:今日の薀蓄(500)
カテゴリ:モノ
ラッパのマークの・・・ で おなじみの正露丸
本来は「征露丸」と書くのが正しい。 日露戦争の折に 開発された万能薬(笑) その勝利を祝って 命名されたそうな。 戦後 国際信義を鑑みて行政指導のもと「正露丸」と改名される。 征露丸とは明治36年陸軍軍医学校教官、戸塚機知(とつかみちとも)三等軍医正と、二等軍医白岩六郎によりクレオソート丸として戦地出征兵士に配られたもの。 どこかの会社が独自に開発したものではないので、 各社が征露丸を販売することとなる。 戦後、大幸薬品が商標登録し、他社の名称利用を停止させようとしたが、 他社は、以前から販売してきた事実をもとに、 この請求を不当なものだとして裁判で争う。 結果、最高裁の判決で正露丸は普通名詞であると認められ、 特許庁は登録商標の無効を審決。 他社の名称継続利用も認められた。 な訳で現在でも30種ほどの正露丸が各社から発売されている。 大幸薬品は、自社の商品が正当な正露丸であることをアピールするために ことさらに「ラッパのマークの」を冠して宣伝している で なじぇに 「ラッパ」かというと 日露戦争に従軍した木口正平なる人物が 負傷しながらも死ぬまで進軍ラッパを吹きつづけたエピソードによるものらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/07/16 05:26:42 PM
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