カテゴリ:スキー
お世話様です。
今シーズン1番の先生はスキーヤーズラボでした。 が、今シーズンは第2の先生に出合いました。 それがこちら。 山形県は最上赤倉温泉スキー場の海和バーン。 赤倉温泉スキー場が凄いらしいとの噂は聞いてました。 で、今シーズン初訪問。 スキー場の構成は簡単です。 700mのリフト一本と、その上に300mのリフト一本。 その両サイドがそれぞれコースになっており、 700mリフト降りて右側の斜面は競技練習バーンになっててほぼ貸切。 でも別にここが滑れなくても問題ありません。 ここのスキー場のメイン斜面は1の中央ゲレンデと2の国体コース上部。 とにかく斜度が急で幅が100m位ある。なのに圧雪が行き届いている。 しかもコース構成上、ボーダーや初心者は下部に固まりやすいので滑りやすい。 コースマップ見る限りでは小規模スキー場ですが、 体感では大規模スキー場。 山形蔵王より滑り応えがあります。 初めて中央コースや国体コース上部を滑ったときは斜度にビビって上手く滑れず、凹みました。 周りは明らかにレース経験者と思われるスキーヤーがゴロゴロいて、 エグいエッジングでギュンギュン滑っている。 始めは斜度にもスキーヤーにも圧倒され萎縮してましたが、 気を取り直して練習場所を探していると、 上部リフト上がって左手、3の海和バーンは圧雪されてるのに何故か人が少ない。 コース解説によると、なになに? 最大斜度が32°で平均斜度が28°、幅50mのグルーミングバーン? とんでもない急斜面だな。 が、 この位人が少ないなら他の人に気兼ねすることなく練習に取り組める。 しかもこんな斜度の整地で練習できるなんて、超貴重な機会。 色々取り組んでいると、 どうやら教わってずっと取り組んでいるターン後半の外向傾姿勢はこの斜面でも通用するらしいことが判った。 動作はまだスローモーでぎこちないけど、とりあえずこんな急斜面でも落とされずにエッジングできる。 落とされなければ山に跳ぶようにして落下エネルギーを横方向に変換でき、 そこからターンを作っていける。 今までは山回りで全体的にズレて落とされたことで エネルギーが均等にロスされターンが成立してましたが、 それだと緩い斜度に戻った時に失速して使い物にならない。 このサイクルからやっと抜け出せそうな進歩を感じた瞬間。 で、 この海和バーン、 100M位の斜面が1本と200M位の斜面が一本と、短いけど色々試行錯誤できるギリギリの長さ。 これより短いと何が起こっているのか確認できずに終わってしまうし、 これより長いと雑に滑ってしまうかも。 1本滑る度に、 この局面どうなってるんだ?とか、次はこれしてみようとか 色々浮かんでくる。 まるで斜面が先生の様です。 色々試行錯誤して大きく気が付いたことは、 自分の斜度感覚が海和バーンとまるで合っていないってこと。 このことは、 滑り出す時に斜面横を見てギョッとして初めて気が付きました。 えっ?こんなに自分の斜度感と違うの? ホームゲレンデだと斜面横を見ても、違いが微妙過ぎてスルーしてました(笑) が、 この位急だと自分の鈍い観察眼でも気付く(笑) で、 気付いた本来の斜度感をイメージしながら滑ると、 如何に自分が斜度に合わせて滑れて無いかを痛感します。 山回りでの良いポジションは、今よりもっと下でもっと前、 谷回りでの良いポジションは、今よりもっと前でもっと外。 何と言うのだろう? 良いポジションって、 軸を傾ける前にターンのエネルギーで一旦横や前に軸ごと平行移動してから 始まるような? この感覚を「フラット」と呼んでますが、 この「フラット」を作る為には 実際の斜度と自分の斜度感が合ってることが大前提な気がします。 そんなことをこのバーンは教えてくれました。 もう一つはポジションの作り方。 やはり斜度があると正解不正解が解りやすい。 ダメなら板はブレるし返って来ない。 いやー判りやすい。 なんせ斜度がダメ出しをくれます。 まさに海和バーン先生(笑) 遠いからここをホームにするのはキツイけど、 シーズン序盤・中盤・終盤と、シーズン3回程度は来たいですね。 色々値段も安いし。 駐車場無料だし、リフト一日券とコーヒー券と800円分の食事券が付いて¥4100円 食事も安くて、焼肉定食750円、味噌ラーメン750円とか。 なにしろ、非常に勉強になりました(*^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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