カテゴリ:スキー
ご無沙汰しております。
ちょっと仕事が忙しくなってしまい、脳みそが仕事モードになってしまいました。 そうなるとと物理的にも精神的にもスキーに割くキャパが減ってしまいます。 ましてブログなど、ゆっくり考えることが難しくなり中々に難しい。 が、ブログ見ると毎日300アクセス前後読んでくれてるみたい。 やはりそれは嬉しいので、面白いことあったら書けるよう頑張るか。 で、最近スキーで自分的には凄い発見があったので忘れないように書いときます。 さて本題。 先日、試乗会でブーツを試乗(試履き?)する機会がありました。 モデルは来季のノルディカ・ラスト96mmのフレックス130 基礎上級のモデルで、来季金型を一新するらしい。 ところで自分は今ラングのレースモデル130を履いてます。 これ、 同じ板を違うブーツで乗ったら乗り味はどう変わるのだろうか? 前から思っていた疑問がこんなところで検証する機会が巡ってくるとは。 検証する題材に選んだ板はこれ、 ブルーモリスのS-POTION BMプレートの165cm 昨シーズン欲しくて最後まで迷った板。 昨シーズンに比べた変更点は、 まず、テールを少し広げて深回りをやりやすくしたとのこと。 これはオガサカとハートも採用しており、現在のトレンドらしいです。 それとピストンプレートを廃止し、BMプレートと言うオリジナルのプレートに変えました。 ピストンでは強すぎ、その下のFDTビンディングでは弱すぎるとの意見を汲んだ形になったようです。 また、板の足元だけを強くするのではなく、板全体で受けるのがトレンドらしいです。 BMプレート、見た目はビストのセパレートプレートそっくりですが、 プレートの固定穴が長穴になっており、そこに長穴状のスペーサーをかましてビス止めすると撓みにくくなり、円形のスペーサーをかますとフリーで若干動くようになり撓みやすくなるとのこと。 もう一つ、 シンタードのトップシートは止めてしまったそうです。コストもかかるし重くなるからでしょうね。 また、フレックスも三段階に選べましたが真ん中の4.5だけになりました。 と前置きはこんなもんで ブーツをノルディカの新モデルに履き替えブルーモリスに乗ってみる。 まずブーツから。 お、ブーツは同じ26.5でも当たりなく履けるぞ? ん?随分軽いしなんかソールがよれるな。 やはりフレックスは同じでもレースモデルとは全然違うな。 で、リフトで登り、滑り出す。 状況は春のグサ雪の中斜面。 滑り出すとソールがよれる感覚があるものの、 それとは裏腹にエッジはグリップして走る。 なるほど、 足元はピストン程強くないけど、テールが張り出した分センターからテールで 足場がしっかりできる印象。 これならピストン要らないんじゃね?て感じがします。 昨シーズンモデルに比べると軽快になったけど、ウエット感もしっかり残っている。 しかも、テール幅が広がって横に走るので深く回りやすい。 なるほど、これはバランス良いな。 期待以上の好感触に思わず欲しくなります(笑) とまあべた褒めしつつ、ブーツを自分のラングWC130(WA+)に履き替えます。 リフトを登って滑り出し、 先程のレスポンスを期待するも思ったのと違います。 何と言うか、思ったより板が噛まない。 ラングの場合、ブーツのソールが固く全然よれません。 よれないことが雪に足元を取られない安心感に繋がるのですが よれない分ノルディカ程エッジが噛みに行きません。 なので、強い板は全体に力が伝わり良いのですが、 弱い板の場合、前後が逃げて頼りなく感じます。 これだとピストン付けたくなっちゃうよな。 その後もう一度ノルディカのブーツに履き替え、 今度はフィッシャーのこれに乗ってみました。 フィッシャーのSC m-trackの165cm この板、そこまで強い板じゃないはずですが、 ノルディカだと強烈にグリップしてグサ雪でエッジが外しにくいと感じる状況になりました。 この反応で疑念が確信になりました。 そうです。 ブーツのランクを下げると板のランクが上がった様に感じるらしいのです。 このことを係員に伝えると、 係員曰く、 そうですね、 車に例えると板が車体、ブーツがサスペンションとも言えます。 剛性の高い車体にはやはり固いサスペンションが合いますよね。 同じく弱い車体には弱いサスペンションが合います。 バランスが大切なんですよ。 確かに、 ラングのレースブーツとブルーモリスのBMプレートの挙動には 強いサスペンションとそれに負けてしまった車体剛性と言った感がある。 でもコレ、恐ろしいことだな。 だって、 ブーツ変えたら今まで気に入って乗っていた板とのバランスが全部崩れるってことだから。 今までブーツでここまで板の乗り味が変わるなんて考えたことありませんでした。 同じくレースモデルのテクニカファイアーバードWC110からラングのWC130に変えた時は そこまで違いを感じませんでした。 が、今回のレースモデルと基礎モデルでは全然違いました。 レースモデルは樹脂も厚けりゃソールも厚いし重量も重い。 基礎モデルは硬い樹脂を薄く使って構造的にフレックスを出しているので何だかんだ言ってフレックス以外の剛性は低いです。 それが逆に板の噛みやすさを引き出してしまうってこと? この辺りについてはネットの検索でも読んだことが無かったので、 知ってる方の情報も欲しいですね。 と言う訳で、 どなたか知ってる方、情報宜しくお願いしますm(__)m ランキング参加中です。 押していただけると記事を書くエネルギーになります(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.08 06:49:01
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