続・1級からの上達を目論むブログ

2023/05/06(土)07:40

TC-SEの行方2【天元台にてシェイクダウン】

スキー(310)

お世話様です。 前回の続き ピストンプレートとビンディングを取って余ったTC-SEに、 これまた余ったサロモンZ14ビンディングを合体させて生まれたTC-SE 果たして春コブ用として使い物になるのか? 急遽天元台スキー場にてシェイクダウンとなりました。 天元台スキー場は山形県米沢市と福島県の県境にあるスキー場。 ここに行くのは10年ぶり位かも。 何故天元台かと言うと、 夏油や蔵王の雪があまりに少なかったのと、 今回リフト2日券+ペンション宿泊食事付きでで15,000プランをやっており、 ​さらに山形旅割で12000円+1,000円振興付で泊まれたのと、​ 丁度宿が空いていたのと様々幸運が重なった為です。 2日券だけで10400円もするのに、計算すると実質600円で泊まれちゃうって(^^; 天候もギリギリなんとかなりそう。 と言う訳で天元台スキー場へGO! 到着するとのんびりした雰囲気のロープウェイ下駅。 ペンション街はロープウェイ上駅なので、 リフト2日券付宿泊セットを予約すると宿から下駅に連絡が入り、名前を言えば2日券がもらえる仕組み。 ロープウェイを上がったところでペンションに電話をすると上駅まで迎えに来てくれる。 ちなみにお世話になったのはこちら。 ​ペンション かもしか​ 今は2代目らしく、常連さん同士が結婚して宿を引き継いだらしいとてもフレンドリーな宿。 料理とビールが美味しかった! 話は戻ってリニューアルしたTCのシェイクダウン。 早速板を履きリフト乗り場に移動する。 ん?​ここで既に感触が良い。​ とても自然な感触。 今までの経験上合う板って平地を移動しただけで感触が良いもの。 余り物を合体させた板が何故に好感触? ​​​​「残り物には福」的な?​​​​ まあ気のせいかも知れないのでさほど期待せずリフトを上がり滑り出す。 今日は嫁に外向傾を教えることになっており、 見本を示しながら滑るのでそこまで板に集中できないのですが、 それにしても​この板調子良い。​ まず、 キャンバー板の雪面に垂直のポジションが掴みやすいのは どのプレートとビンディング付けようが一緒。 違うのは何と言うか、 ​ダイレクト感?​ 購入当時のセットだったマーカーコンプ+FMプレートの時は、 力が逃げてる感があったしワンテンポ遅れる感じもあった。 この板ではそれが無く、柔らかいなりにダイレクトに力が伝わってる感がある。 うーむ、こう言うことかな? 普通直付けビンディングだとレスポンスが良くても変に軽くなってしまい、 硬い雪だと弾かれ、グサ雪だと足が取られる感触がある。 が、この板の重量は6.6kg ​板自体は柔らかくて雪に取られやすくても、重さで突っ切ってしまう。 ​これが奏功してダイレクト感がある上にグサ雪に足を取られにくい乗り味になってるような。 それに、微弱な撓みから大きく撓むところまでの感触がわかりやすい。 これに比べるとピストンの時は微弱な撓みの挙動がわかりにくかった。 撓み方もピストンよりも根本から撓んでくれるので下を向けるとすぐ曲がって来てくれるし、 急にギュンと入って来ず、ゆったり入ってくるから確認する時間があって自由度も高い。 当然コブでも扱いやすい。 ​​翌日早朝のガリガリバーンではズレに乗りながら角付け深める際中で板のトップがベロベロ振動するけど、練習するスピード域ならこれで十分かも。​​ 何と言うか、とにかく板とビンディングのバランスが良い。 ​​​​ダイレクト感の正体はビンディングの重さだけではないな?​​​​ Z14ってZ12と同じかと思ってたけど、やはり全体的な剛性も高く感じます。 調べてみると150g程度の差があるので樹脂が金属になったりして剛性上がってそうですね。 そのお陰でトーションが補強され、レスポンスもアップしている様な気がします。 この、 しっとり柔らかいけどトーションがしっかりして粘る感触、 2008年頃流行ったK2のクロスファイヤーの乗り味に似てます。 ロッカーが出現してからこういう感触の板が無くなっちゃったんだよなあ。 主観ですが、ロッカーの出現によって 芯材に工夫して苦労してキャンバーで粘る板作るより、 ​初めから板を反らして安くて硬めの芯材ぶっこめば同じじゃん!​ みたいな流れになったような...。 そうすることで、例えるなら ​釣り竿の穂先が無くなった様な無神経な板を大量に生み出してしまったような気がします。​ あくまで主観ですが...。 と言う訳でこのTC+SEとZ14ビンディングの組み合わせは 端的に言うと、 乗り手を上手くする一級受験~指導員受験向けの板になりました。 今後シーズンインの確認用と春コブ用でしばらく活躍してくれそうです。 その後、 ブーツソール長が自由に変えられるので、途中嫁の板とチェンジして外向傾の練習をしたら、 TCの方が足場の感触を掴み易いので外向傾を作りやすいらしく、中々返してくれなくなった。 逆に自分は、嫁のトップロッカー板はフラットが掴みにくいので早く返してほしかった(==) いやー、板って結構微妙なバランスの上に成り立ってるのね。 ランキング参加中です。​​​ 押していただけると記事を書くエネルギーになります(^^) ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

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