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カテゴリ:社会人野球
前日の日記に続いて、「リーグ戦における順位決定に関する取扱要領」が以下のように変更されたことについて。
続いて、新方式のほうが良さそうな別の例。 4月に行われた長野大会の代替のチャリティ大会は、こんな勝敗表でした。 <北信越地区交流試合(長野大会)勝敗表> 1位が3勝の信越硬式野球クラブなのは文句なしとして、他の3チームは直接対決が3試合とも全部引き分け。順位はどうなるか。 従来方式ですと、当該対戦の結果だけを見ます。 1番目、得失点率差。全部引き分けなんだから3チームとも同じ。 2番目、失点率。これも同じ。 3番目は自責点率です。ここは引き分けでも差がつくかも? でも自責点率なんて大会本部は知ってても、一般の観客はたぶん知らない。もしかしてプレーしてる選手だって知らない? ここまで持ち込まれてしまうと、あんまり観客や選手に親切な方式とは言えなさそうです。 この場合なら新方式で全試合の得失点率差にして、1位の信越硬式野球クラブに1点差負けの佐久コスモスターズが2位というのはまぁ合理的に思えます。 (JABAの公式サイトを見る限り、実際には順位はついていないようです) ということで、当然ながら従来方式も新方式も一長一短ありといったところでしょうか。 ●おまけ:新潟大会 先日に行われた新潟大会代替のチャリティ大会は、こういう勝敗でした。 <チャリティ新潟大会勝敗表> 表彰はこうなってます。
通常、最優秀選手賞は優勝チームから出ますので、この表彰を見て東海理化が優勝だと思ってました。 が、得失点率を計算してみると、従来方式でも新方式でも読売ジャイアンツファームのほうが上になります。ん~、どうなってんでしょう? (タイブレーク中の得失点は計算に含めないことに注意) チャリティ大会なので順位は決めず、最優秀選手賞は優勝とは関係なく選んだということ、なんですかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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