アジア選手権は日本が優勝
アジア選手権は最終日、順位決定戦3試合が行われました。[決勝戦]日本401140100=11(17安打)100010000=2 (8安打)台湾[日]斉藤(3+2/3回,1失点)、高宮(3+1/3回,1失点)、高崎(2回)-高根沢 (本)池辺[3ラン][台]倪福徳(1/3回,4失点)、羅嘉仁(2+2/3回,2失点)、増菘[王韋](2+2/3回,4失点)、唐嘉駿(1失点)、陽耀勳-[シ余]壮勳、陳智弘 (本)林益全[ソロ](日本投手の投球回数は翌日の読売新聞紙面より。2005/05/24追記)日本が23度目の大会で15回目の優勝(他国との同率優勝2回を含む)。良かった良かった。終わってみれば3試合とも大差勝ちでした。フィリピン戦で7点しか取れなかったときはこれはこの先苦戦するかもと思いましたけど、試合を重ねるごとに硬さがほぐれて行ったってところでしょうか。得点経過がここ(→亞錦賽/中華5任投手遭日本17安砲轟 2比11不敵屈摘銀)に詳しめに載ってたので、日本語にしてみます(敬称略)。(こちら→冠軍戰攻守關鍵の内容も追加。2005/05/24)1回表日本、1死から中村、草野、西郷の3連打で無死満塁。安田押し出し四球で1点先制。ここで台湾先発の倪福徳降板、羅嘉仁にスイッチ。鈴木がセンター前で1点。佐々木犧飛で1点。高根沢レフトへ二塁打して1点。1回裏台湾、立ち上がり不安手な斉藤信介から鍾承佑ライトへヒット、[CNAHG]智堯レフト前、陽耀勳三塁内野安打で無死満塁。4番の林益全がレフトへ犠飛、1点返す。廖英傑四球でまた満塁。陳江和センターフライ、走者そのまま。[シ余]壯勳三振。3回表、西郷ヒット、二塁に進んだあと暴投で一気にホームイン、日本5点目。4回表、高根沢ヒット、一死後に投手増菘[王韋]に交代。池辺ヒットのあと中村犠飛で1点追加、6点目。この回は3安打と犠打・犠飛が1本ずつ。5回表、2死から佐々木ヒット、高根澤四球、伊藤タイムリーで1点のあと、池辺が増菘[王韋]から3ランして10点目。5回裏、林益全がレフトへソロホームラン、1点返して10-2。7回表、投手、唐嘉駿に交代。一死から池辺四球、ヒットで進んで西郷タイムリー、日本1点追加、11-2。7回裏、無死から鍾承佑が二塁打、[CHANG]智堯内野安打で無死一三塁,陽耀勳のセンターフライで三塁走者鍾承佑本塁でアウト。初回に打者一巡の攻撃で左腕の倪福徳投手を攻略し早々とKO、その後も台湾の若手投手陣から着々と加点、といったところ。台湾チームも初回の無死満塁など大量点のチャンスも何度かあり、ホームラン1本含む8安打を打って力のあるところは見せたのですが、安打が全て上位4選手に集中して下位打線は完璧に抑えられてしまったそうです。毎日新聞の記事では杉本監督が胴上げされてますね。→アジア野球選手権:日本が台湾降し2大会連続15回目Vところで日本の7投手のうち、谷村逸郎投手だけ一度も投げませんでした。17日の練習試合では登板してましたけど、何かあったんでしょうか?その他の試合は以下のとおり。3位決定戦:中国 4-3 韓国5位決定戦:フィリピン 8-2 タイ史上初めて中国が韓国を破る「歴史的快挙」で3位。韓国の4位はアジア選手権では過去最も悪い成績とのこと。一昨日に書いた左腕の王楠投手がリリーフで好投し韓国打線を封じたそうです。でも中国は国内プロリーグからの選抜チームなのに韓国は大学生。だいぶ前から「中国は日本の大学生くらいのレベル」と言われていたのを考えれば、驚くことではないのかも知れません。最優秀選手:草野大輔(日本・ホンダ熊本)首位打者:高根沢力(日本・三菱ふそう川崎)10打数6安打 .600最優秀投手:王楠(中国・北京タイガース)最多本塁打者:林益全(台湾・台湾電力) 2本