2023/11/02(木)07:42
金町からたどる下町歩き(その11) 京成高砂駅
残暑厳しい今年の9月16日(土)にJR東日本が主催する駅からハイキング「陸路・鉄路・水路をたどり下町情緒と水辺風景を感じる」に参加した報告です。
今回の駅からハイキングのゴールは、京成電鉄の京成高砂駅になります。こちらが駅の南口になります。
この駅には、京成電鉄の本線・金町線・成田空港線と北総鉄道の北総線が乗り入れています。そして、京成電鉄と北総鉄道の共同使用駅なのですが、駅名に「京成」を冠しています。
また、元々は曲金駅(まがりかねえき)として開業したそうですが、柴又帝釈天の参詣客から「『曲金』では縁起が悪い」と言われたため、このあたりの小字名にあった「高砂」に駅名を変えたそうです。
ちなみにその高砂は、明治の地租改正の際、謡曲ちなんでつけられた小字名(墨田・朝妻・出雲・須磨・明石・高砂・吾妻)の中から縁起がいい名前として選ばれたそうです(→→→こちら)
駅東側の踏切を渡って北口に行ってみました。
なぜか偶然、お相撲さんが写り込んでいますが、葛飾区には、元大関雅山の二子山親方が率いる二子山部屋、元大関千代大海の九重親方の率いる九重部屋、そして令和5年10月には元関脇旭天鵬の大島親方の率いる大島部屋が出来たそうですから、お相撲さんもよく見かけるのでしょう。
駅の横にあるこの踏切は、京成本線と北総線(成田スカイアクセス線)の列車が同時に通過する上、車両基地への入・出庫の列車も低速で通過するため、いわゆる開かずの踏切となっています。
向こうに見えるのが、京成電鉄高砂車庫です。
ちなみに京成高砂駅は京成本線と北総線が発着する島式ホーム2面4線(地平)と京成金町線が利用する単式ホーム1面1線(高架)になっています。
今は京成立石駅では高架化工事が進んでいて、隣の青砥駅はすでに高架駅となっているので、いずれ、このあたりも連続立体交差工事が行われるのだとは思いますが、それができるまでは開かずの踏切を我慢するしかないのでしょうね。
こちらの北口から橋上駅舎に上がりました。
京成高砂駅の改札口です。ここから京成電鉄に乗って帰りました。
JR東日本の主催した駅からハイキングのイベントでしたが、結局行も帰りも、JRではなく京成電鉄を利用してしまいました。
(駅からハイキング 金町から京成高砂で歩いたコース)
【了】
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