もっぷ道-season1３-わがままなおしゃべり

全国的に冷え込んで　山形も例外ではありません

昨夜の雪は何十センチというものではありませんが　朝からずっと降り続いてます


山形は１０日から　順次各地で初市が行われます

村山は昨日でしたがお出掛けしたので　今日の東根に行ってみました

朝　子供を学校に送り出した頃　花火が上がりました

　　　　　　　　　　　　　　　都会ではないようですが　色々な行事の開催を知らせるため
　　　　　　　　　　　　　　　朝　時間を決めて　パンパンパンと鳴るのです
　　　　　　　　　　　　　　　運動会シーズンになると　あっちこっちで鳴ります

生憎の雪空ですが　商店街にお店が出ています　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

先日紹介した山形のお好み焼きもあります

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

私も１０年ぶりぐらいで来てみましたが　お店は減っています

漬物　野菜　木のまな板　包丁・・・・そして　欠かせないのが

だんご木

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

こんな感じで　たくさん売っています

だんご木（団子木）とは

五穀豊穣を祈って　ミズ木に団子を刺して飾る伝統行事です

色々意味があって　　

ミズ木を使用するのは　　火災にあわないように水分を多く含み燃えにくい木だから

養蚕が盛んだった頃　たくさんの繭が取れるようにと願いを込めて米の粉で繭をかたどった

「だんご」を作って正月の飾りとしていた　　　　との説もあるらしい

昔はそれこそ各家庭でそれぞれ団子をこねて作っていたわけですが

今は　初市にいけばこのようなフナセンベイで木に刺してあるのが手に入ります

黄緑、ピンク、黄、白はそれぞれ春夏秋冬を表しているそうです

私も早速　自宅で飾ってみました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

本来は大黒柱に枝先を上に向けて飾るのが正式の飾り方みたいですが

重いのか　どうしても上は向きません

団子の他　縁起物　鯛とか俵とか大黒様　かぶ（）などなど

　　　　　　　小さいもので・・・とお願いしたら団子つきの木が２０００円から

　　　　　　　飾りのフナセンベイは７００円だとの事　　合計３０００円です

　　　　　　　小さいものをお願いしたつもりでしたが一番小さいわけじゃなかったみたい

今　各家庭で団子から作ることはあまりないようですが　

子供たちは幼稚園や学校のゆとりの時間　子ども会などで

お年寄りを先生にお願いして作ることがあります

そして　だんご木を作ることを「だんご刺し」と言います