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妹の勤務の関係で 妹が父に会いに来るのは週末
そこで私は 父への面会が偏らないよう 出来るだけ等間隔になるよう 月木に出来るだけ行くようにしていた 前回が月曜日 週の初めなので一週間分の筋子やジュースを差し入れる そして 本当なら昨日 木曜日に行く予定だったが 行き辛くて でも 行かない訳にいかないから 今日行って来た 寝てばかりいる父は 少しずつ認知が進んでいる さも最近の出来事のように昔の事を言う そして 月曜日には 好物の「飴」という名前を忘れ 「梅干しが欲し い」と何度も言った 父の口から梅干しとは珍しいと 今 無いから今度持って来ると言いつ つ 飴をあげたら食べ終えた後に「今の梅干し もう1つくれ」と あの状況では仕方ないかな・・・と 少しがっかりして家に戻り 夕方 施設から電話が来た たまに 緊急性がありそうな郵便が届くと連絡が来るので 契約時の相 談員さんからだったのは珍しいが それほど驚きもせず用件を待った すると 私が午前中面会した事は知らないようで お父さんが具合が悪いとかの電話では無いのですが 今日 お父さんが 財布が無いと言うのでスタッフみんなで探したんです と いつも父は財布を気に掛け 面会の時はいつも引き出しから出して 手 渡して ちゃんとある事を確認させ安心させる 帰り際は ベットの上げ下げで落ちてしまうので一声掛けて引き出しに 戻しているのだが 父は忘れていたのだろうか でも そこは靴下が入ってる場所なので スタッフさんはみんな知って ると思っていた 電池も入ってて ラジオの電池が無くなれば言わなくても交換されて 古 い方が入ってるから それなのに 無いと言うので部屋中探したと言う そして 見つけて 一応中身を確認したのだと言う という事は 私の書いたメモも見つけたと言う事 父の財布 前回 中の札が減って 追加してもすぐに減ってしまったので 札だけ 取出し その代り 父の大事なお金です 3000円返してください と 書いたメモを入れていた そのメモを今回発見して 施設で話題になったのだろう 施設からの貴重品は置かないようにというルールを守らなかったのはこ ちらなので お金が無くなっても何も言えない 今まで財布を探した事は無かったので 急でビックリして 良いんです こちらが悪いので と弁明に終始した 相談員さんは 言ってくれたら良かったのに というが ルールを破っ てお金が無いからどうしてくれるのなんて言えない あちらも 犯人捜しはするつもりはないと言っていた そんな事があった後なので今日はスタッフの方と会い辛かった でも行かない訳に行かないから意を決して行ったが たぶんその騒ぎ に加わっていたであろう最近入った日勤専任のスタッフさん なんとなく距離を感じた いつもなら 寄って来て話し込むのに来ない なんだかなぁ・・・・ 今日も父は財布を気にし 何かに支払うお金が足りなかったと言う 中の金額も毎回聞く たまに そんなに入ってないって言われた なんていう事もあったか らスタッフは知ってるものだとばかり思っていた 帰り際 念のため中を確認した 私が書いたメモは またしても無くなり 父が入れていた領収書は 全部確認されたようで場所も変わっていた 乱雑に すると メモを入れていた場所の硬貨が少ないように思い 数えてみ たら 100円玉3枚が減っていた またか・・・ 相談員さんは 御礼にそこからお金を持って行ってお菓子でも買ってくれ と言ったりする とかなんとか言っていた 父ならそんな事も言いかねない でも 真に受けて取るのを良しとしてる訳じゃないでしょうね あの時は平謝りで 突っ込まなかった 預かって貰ってる立場だから 何も言わないけどね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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