9月22日、御山から帰ってオニナラをシンクに入れて洗い始めたとき..
急にクリがキャワワ~~~ンと叫んで、これはヘルニアが再発したとすぐわかった。
時間は6時半過ぎ、急いでかかりつけの動物病院に連絡し、時間外診療をお願いして車を走らせる。
動物病院に着いて診察。後ろ足の甲を地面に着けてもそのままで、つねると感じるようだがこれは重傷。
犬のヘルニアは人間と違って、場合によっては命にかかわる病気、強力なステロイドを3日間注射することにして、胃粘膜保護薬も併せてもらってきた。
翌日、嘔吐。再度動物病院で診察を受ける。
レントゲン、超音波、血液検査でおおよその容態が分かった。
血液検査の結果から急性膵炎の疑いあり。
超音波検査ではこの間は2cm位だった、癌腫瘍が7cmと大きく肥大。
治療の優先度から、ヘルニアステロイド注射を諦めて、まず膵炎を優先的に治療することとなった。
クリは下半身が全く動かないまま、
皮下点滴で毎日大嫌いな病院通い。
体重も数日で1kg減少して、ボディダメージも相当なもの。
週明けから食べられれば療法食のOKが出て、目の前に出すも、いらないと思いっきり首を背ける。
腰から下に力が入らないので、ベッドの掛布団におねしょ二回、居間のシートではもっとお漏らし。
呼吸も荒く、よだれも異常なほどで、寝ている蒲団がびっしょりになる。
これは...と、一時覚悟したが、3日前に食事が入るようになってから急速な回復ぶり。
昨日には、足はふらふらするが、歩いてご飯催促するまでになってきた。
相変わらず、血液検査では白血球、肝臓、腎臓、膵臓の数値が悪いが、当面の危機は回避した感じがする。
なので、昨晩奥さんが「クリ大丈夫そうだから、キノコ行ってくれば」のお言葉に甘えて、今朝行ってきました奥日光。
ツタウルシが良い感じで色づき、
この景色も独り占め。
奥日光の大自然にも挨拶でき、良い一日を過ごすことができた。