「安心ひきこもりライフ」勝山実 を読みました。
【送料無料】安心ひきこもりライフ価格:1,470円(税込、送料別) とても気になることがあるのです。私の周りに家から出られない子が多すぎる。一人二人ではありません。 私にも「ひきこもり」要素はあります。 でも、ひきこもりたい時代に母がずーっと家で内職をしていたもので働いてる母の前で自分がなにもせずに家に居るのは、申し訳ないので仕方なく学校へ行ってました。 今のところ職業は主婦なので上手く潜伏出来てますが。 気になる子たちも、うまいこと家から出ることが出来たら良いのに。。。 何か良い術はないかと、気になる子たちの気持ちがわからないでもないけど もっとなにか知ることが出来るかと思って読んでみました。 著者は、勝山 実さん。ひきこもり歴20年の涅槃さんです!格付けでは頂点のお釈迦様です。 勝山さん自らの体験談を踏まえての生活術、金銭術、心得が記されております。 “ひきこもりには収入がありません。つまりお金をもっていない、お金がなければ生きていけない、当分治りそうもない、作業所に通って、職労訓練を受けたが、何も変わらない。そんな人へ向けて、障害年金についてちまちまと書いてきました。これから障害年金を取ろうとしてる人、心の病気が原因でお金で苦しんでる人の参考になれば幸いです。 人間がどんなにがんばっても自分の能力以上のことはできない。それを恥じることもない。それを見下す人に腹を立てる必要もない。ただ自分の力を知り、自分がどう生きるべきか、それだけを考えて生きていくしかありません。”(161ページより。)と、生活に必要なお金についても詳しく紹介されてあるのです。142ページ辺りから熟読をお薦めします。 これで親も安心!と、オビにもあったように、先立つのはやはりお金ですものね。“稼ぐことより、貰うことを考えなさい。同じことです。”(195ページ2行目) (まともに稼いでる人には申し訳ない気もしますが) 正直、ここまでハードル下げるのもなー、、って思った部分もあったけど、思い切ってそうしてみるのも生きて行く術だと思いました。 勝山実さんの語り口とてもひきこもってる人には見えないのですが。 本書の内容の大凡を語られております↑ 「Fonte」(NPO法人 全国不登校新聞社発行)2009年5月1日号~11月1号に掲載されたコラム「安心ひきこもりLIFE」と著者ブログ「鳴かず飛ばず働かず」掲載原稿に加筆修正し書き加え編集された。「安心ひきこもりライフ」 私or俺、病んでないから関係ないよって人でも、フツ-にエッセイ読む感覚で読んでみても損はない。すっごい笑えるし、面白いし、興味深い。(特に甥っ子さんとの関わり) なんともない人にでも思いあたることはあると思うの。 一読の価値アリ。 ではまた