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テーマ:外国語話せますか?(435)
カテゴリ:ドイツ語
今日は冬至でしたねー、夕方ダンナに言われるまで気付きませんでしたが、 あー、これからは日が長くなる一方だと思うと、うきっ♪とします。 クリスマスも目前、いやー今頃になってカードを書き始めたりなんかして。 絶対クリスマスには間に合いません ( ̄∇ ̄;) さて、ももも。さん、11月下旬から、今までいっぱい泣かされてきた あのニックキ・スイスドイツ語 を習い始めました。 スイスドイツ語とは?と思う方、こちらの日記を読んでみてください。 スイスドイツ語と言っても、地方によっていろいろ違うので、 私はチューリッヒドイツ語を習っています。 Züritüütsch と、テキストの表紙にはデカデカ書かれております。 標準ドイツ語の知識がある方にでさえ、呪文のように見えることでしょう(苦笑) 「ツューリドュッチュ」と読みます。 一応、ここはチューリッヒ州なんで、チューリッヒドイツ語を習うけど、 私が住んでいる所はチューリッヒから30キロ離れているんだけど、それだけで チューリッヒで話されているチューリッヒドイツ語とは若干違うのです。 例えば、チューリッヒドイツ語で、「元気?」の意味の「ヴィェ・ガァーツ?」 この辺りでは「ヴィェ・ゴォーツ?」 と聞こえます。 東スイスのドイツ語の影響も結構入ってます。 丘ひとつ超えると、ちょっと違うと考えていいと思います。 とは言ってもですね、みんな両親の出身地の影響を受けて、 それぞれのスイスドイツ語を話しているんです。 どれが正しいとは言えないし、話し言葉であるスイスドイツ語、 書き出してみると、人によって違ったスペリングになります。 教科書に書いてあるのと、先生が書くのも違います。 先生いはく、いろいろなパターンを読める練習のためにも 自分は教科書通りのスペルでは書かない、とのこと。 教科書を見たダンナもこれは言わないなー、とか、こうは書かんなー、とかあるのです。 こうだ!というルールがないので、どれも正しいんだとさ。 つまり、かなりアバウトな言葉なのですわ、ははは ( ̄∇ ̄;) さて、今のところ、まー楽しく学んでおります。 発音が田舎くさいんで、ププッと笑いながら(笑) ダンナも私がスイスドイツ語を練習する姿に笑いつつも、感動しています。 スイスドイツ語、喉を鳴らす音が多く、あと「シュ」が多いのが特徴でしょうか。 英語留学などで、現地でスイス人とお友達になったことのある方、 この単語を聞いたことがあるかもしれません。 Chuchichäschtli 「ふひはしょり」と読みますが、「は」行の音は喉を思いっきり鳴らすのがポイントです。 では、いきなり、リピート・アフター・ミー。 「ふひはしょり」 (-ω- )o< フムフム うーーーん、恥ずかしがらずに、もっと豪快に喉を鳴らしましょう(笑) えーと、この「ふひはしょり」、それほど使われている単語ではないそうですが、 スイスドイツ語のティピカルな音が満載な単語として有名です。 実は、これが私の初めてのスイスドイツ語だったのです。 スイスに嫁に来るなんて、想像もつかなかったニュージーランド時代に。 ホームステイメイトがスイス人で、彼女から教わったのだけど、 そこのホームステイは、マザーであるおばあちゃんとスイス人と私の3人でした。 で、食事を始める前に マザーは 「イタダキマス」 スイス人は 「コヒマラマ」 私は 「ふひはしょり」 と言うのが、3人の中でお決まりになっていました。 なぜと聞かれても困るのだけど、なぜか言いづらい言葉を言うって感じでした。 ちなみに「コヒマラマ」は地名、マオリ語なんだけど、ヨーロピアンにはかなり言いづらかったみたい。 それから「ふひはしょり」は「いただきます」という意味ではありません。 「食器棚」という意味です。 スイス人に出会ったときに、「ふひはしょり」と言うと、ノリのいい人は喜んでくれるでしょうが、 そこらじゅうで言われ続けた人は、うんざりしているかもしれません。 日本人に対して、「毎日寿司食べてるのー?」と聞く感覚と似ているかもしれませんから。 私もそういう人に、ニュージーランドで出会い、「またかよ」と怒らせてしまいましたよ(苦笑) もちろん私は彼に対して初めて言ってみたのに、彼はいろんな人に言われていたのでしょうね、 もしくはただ機嫌が悪かっただけなのでしょうか。 このスイスドイツ語コース週に1回、4月末まで続きます。 しゃべれるようにならなくてもいいから、少しでも理解できるようになっているのが、 とりあえずの目標です。まだまだ標準ドイツ語もやらなくちゃいけんしねー。 さてさて、空耳「スイスドイツ語」アワー♪ これは私がまだスイスドイツ語どころか、標準ドイツ語もわからなかった スイスデビュー当時に、そう聞こえて、クククゥと笑っていたものです。 空耳であなたもスイスドイツ語を学んでみませんか?(笑) その1 : 足くせー いきなり足が臭いだなんて、なんて失礼な話なんでしょう(爆) スイスドイツ語 : Häsch gseh? 発音 : はっしゅ・くせー 標準ドイツ語 : Hast du gesehen? 和訳 : 君、(今の)見たかい? 他にも、言ったと意味の「gseit」という単語、「クサイトゥ」と発音しますが、 どうしても、「クサイ」に聞こえてしまいます。 その2 : あばよ! 柳沢慎吾風にどうぞ♪(爆) スイスドイツ語 : Ebe ja 発音 : えべよぉー (正確には、アとエの中間音って感じです) 標準ドイツ語 : Das stimmt. 和訳 : そうだね~。 いかがでしたでしょうか? こうやって楽しんでみると、ニックキ・スイスドイツ語も楽しく学べますよね。 それではみなさま、 Schöni Wienachten !! (シェーニ・ヴィェナハテン) スイスドイツ語で、メリークリスマス! 空耳「スイスドイツ語」アワー♪、また来週~。(ってあるんかいっ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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