oniyome

こんばんわ。

今まで連日投稿の記録を読んで一緒に何かを感じてくださったお友達

本当にありがとうございました

正直、今回の日記は書くべきか悩みました。

不妊治療でつらい経験をしているからこそ分かる、人の日記に対しての複雑な想い。

妊娠したよ、という記事に、うらやましくも思ったり、自分は何で・・・と思ったり

いろんな想いが交差するからです。

でも、今回は違いました。

３月に入ってからかなりいろんな人のブログを読みあさり、

陽性反応が出た人たちのブログばかり探して

勇気をもらったり。

逆に、結果が出なかった人のブログでも、

前向きに進むんだ、きっといつか赤ちゃんは来てくれる！！って書いていた人の日記には

心を打たれ　一緒に泣いたりしました。

顔も年齢も知らない偶然たどり着いた方の日記に

毎日勇気付けられていました。

だからこそ、結果はどうであれ　これから体外受精を考えている方や

不妊治療で悩んでいる人の参考にすこしでもなれば、と思い書くことにしました。

実際、自分でも文章にしたほうが心の整理がつきやすく

冷静に自分を振り返れる、と思ったから。

最後の判定の途中までの日記は、実はマイナス判定をもらった火曜日の次の日に

全部書いていました。

心が折れそうになりながらも、全部残しておきたかったから。

だから途中まではかなりブルーな感じでつづられていて

まさか最後に自分が陽性判定をもらえるなんて思っていなかったので

なんだか消化不良な感じの日記になってしまって

読みにくくてすみません。

１番伝えたかったことが、なんと文字数オーバーで書くことができなかったので

改めてコチラに書かせていただきます。

火曜日に、どん底に落ちた日の翌日　うちのクリニックの院長にこう言いました。

「今回は、マイナス判定でしたが、３月に入ってとてもみなさんに迷惑をかけました。

早退やお休みも多く、有給がなくなっているのにご好意で休ませていただいて・・・。

院長やスタッフには、申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみません。

ただ・・・私、どうしてもまだ挑戦したいんです。

体がもつ限り、あと２～３回は挑戦したいと思っています。

今回の残りの凍結した受精卵があるので、それを移植するときは１～２日のお休みで

済みますが・・・また１から採卵なると１ヶ月はご迷惑をおかけすることになって・・・

正直、いろいろ考えて、退職をしたほうがみなさんの御迷惑にならないんじゃないかって・・・」

本当は、仕事はやめたくありません。

みんなが大好きで、この職場が大好きで、私は働いているほうが自分らしくいられる。

けど　迷惑ばかりかけてるって本当に思うのです。

チョコのオペしたときも突然の緊急入院で長い間休んだし

迷惑をかけないようにって　我慢して働くから余計に症状がひどくなって

逆にそれがみんなの（特にパートさん）予定を狂わせてしまって・・・。

甘えることがあんまりできない性格です。

でも、院長はこう言ってくれました。

「そんなの、みんな迷惑だなんて思ってないよ。つらい治療だけど、僕は

できるときに挑戦したほうがいいと思ってるよ。

体の負担や経済的な負担も大きくて、いつかあきらめるときが来るかもしれない。

でも、今しかできない治療だから・・・。あきらめるのはいつだってできる。

パートさんだって、常勤スタッフだってみんな協力してくれてるし

その辺は心配しなくて大丈夫だよ。

妊娠したら、逆にモコさんも常勤で続けるのは難しいだろうし

そのときはパートでもなんでも続けられればこちらとしてもうれしいし。

出産した後だっていつかまた戻ってきてくれたらって思うよ。

だから、気にしないで納得いくまで挑戦すればいいんじゃないのかな。」

涙が止まりませんでした。

院長は男だけど、子供も２人いるけど、私の不妊治療の話をいつでも真剣に聞いてくれるし

「治療のこと職場によくいえるねー」って思うかもしれないけど

お休みや早退をしている分、みんなには理由は言っておかないといけないって思うし

治療経過もちゃんと院長にも話すべきかなと思っているので

私は逆に治療のことを周りが知っているのは気が楽でした。

友達に、治療のことを言っていなかった時期があって

「早く子供は作ったほうがいいよ。旦那さんと仲良くしてればすぐにできるよ」

なんていわれたときは　めちゃめちゃ傷ついたのを覚えています。

何気ない言葉が胸に突き刺さることが多く、それなら治療していることを話して

「そっとしておいてくれ～～（笑）」　とアピールしたほうがいい！

と思っています。

自分がつらい経験をしているからこそ

周りの同じ悩みを抱えている友達の気持ちは痛いほど分かります。

治療をするには周りのサポートも必要だし本当に大変。

仕事をしながらの治療も不安なことばかりです。

今悩んでいるみんなが少しでも負担が軽くなるような環境で治療ができたらいいなと

心から思います。

金曜日に判定が出て、昨日スタッフに報告しました。

・・・・涙を流して喜んでくれました

「よかった、本当によかったーーーーーーー！！」

といって大泣きしてくれました。

自分が思っている以上に、みんなに心配かけていたし

気づかないところで　みんな祈ってくれていました。

そんな職場をやめようと思っていたなんて。

私のために涙を流してくれる人がいるなんて

幸せものです

「いつも無理するんだから、もう絶対無理しないで！ちゃんと自分の体を大切にしてね」

と言われ、スタッフみんなから厳しいチェックがこれからは入るので（笑）

ちゃんと甘えようと思います

何がいいたいのかさっぱりな感じになりましたが（いつものこと？）

今回の体外受精費用は参考までに

★刺激周期（注射や診察など）・・・１０万ほど

★採卵～移植まで。顕微授精、凍結卵も含む・・・２３万ほど

でした。

合計３３万ですが、県の特定不妊治療助成金が一回につき１５万いただけるので

１８万ほどで体外受精を行えたことになりました。

そしてそして・・・これは知らなくて大損したのですが・・・

市町村のほうからも助成金がでたらしいのですが

これは【一般不妊治療】の部類に関して最高年間５万円まで助成してもらえます。

（各市町村で違います。お住まいの保健センターなどで問い合わせてくださいね。）

この【一般不妊治療助成金】は、

タイミング法、人工授精、ホルモン療法などなど

不妊治療として通っていれば、卵管造影などの検査も治療の一環なので

全部含めることができたのです（ガーン）

私。。。【特定不妊治療】と、【一般不妊治療】の違いを知らなくて（アホですね）

体外受精の１５万！！だけ頭に入っていたので

体外をやる前の今までの治療分は本当は助成金がでたのに

すでに申請期限切れで無効となってしまいました。ゴーン・・・

一般不妊治療のほうは１年間でかかった保険診療分も自費診療も合わせることができ

（医療費控除のような感じで申請する）

かなり助かります

こういうことって本当に知らないと損・・・ですね

もし知らない方がいたらと思って参考までに書きましたが

みんな知ってたらチーンです（笑）

助成金をいただいても、確定申告の医療費控除にもまたそれは加算できます

最近はそういう助成もできてきて、何もないよりはうんと助けになっています

それが今回私が体外に踏み切るキッカケになったひとつでもあります。

（体外受精は１年に２回まで、各１５万助成金がでるので、２回はやろうと決めていた）

いろんなサポートが本当に重要です

あーーーまた締まりのない感じですがここでもう寝るとします（笑）

おやすみなさい・・・