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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9165)
カテゴリ:体外受精の話。
かなりご無沙汰です。 友人に、 『最近更新してないけど元気なの?』と捜索願が出されるまで ついつい放置してしまいます。
めっちゃ元気です(笑)
最近はパソコンが壊れたり、フェイスブックに手を出したり、携帯からスマホに替えたり(一大事) 特に大きな変化もないまま過ごしておりました。
ただ、2月に2回目の体外受精(移植としては3回目)に挑戦しました!
結果から言うと3月15日が判定日だったのですがダメでした。
今回は、予定していた周期が延期になったり、体の調子もいまいちで 移植後もかなりお腹が痛かったり、なんとなくわかっていたのですが・・・。
4つ採れた卵は、1つ受精してお腹に戻せましたが 1つしかないというのは、移植までもっていけるか(成長してくれるか)すっごい不安で 当日電話で「無事に移植できますよ。」と病院からいわれた時は思わず泣いてしまいました。
結果は残念でしたが、主治医の先生からは 「あなたは本当によく頑張ってるよ。仕事もして、よくやってると思う。今回は1個しかなかったし残念な結果に終わったけど、こればかりは卵の巡りあわせだから、これから絶対にいい巡りあわせが来ることはある!頑張りましょうね。」
といわれました。
優しい言葉と今後の希望を持たせてくれたことに泣きそうになったよ。
母からも、姉からも「祈ってるよ。」「無理するんじゃないよ」とメールが来ると さすがにジーンとします。
何より、チョチョに申し訳ない気持ちがいっぱいで うまくいかない日々や、今回ダメだったこととかを思うと なんか、こんな私と結婚したばかりにチョチョは大好きな子供にも恵まれず 心配ばかりさせて本当にごめんね・・・って気持ちになってしまうんですよね。
そんなこと思ってないことは、態度で十分わかってるんですが、どうしても 自分だけの原因で苦労させているとわかっている分、責任を感じてしまいます。
「お金ばっかりかかっちゃってごめんね。」 というと、チョチョはこう言いました。
「何言ってんの~。必要なことにお金をかけてるんだからいいじゃん。 そのために節約してるんでしょ~。体が1番心配だからムリはしてほしくないけど、 頑張りすぎない程度にまた次行けばいいんじゃない? 俺、絶対うまくいくするような気がしてるんだ~。」
と笑って言ってくれました。 チョチョの支えがなければ、こんな風に何度も立ち上がったり進んだりできません。
今改めて、山あり谷ありの人生も この人と一緒にいつも支えあって歩めることが 本当に幸せだなと感じています。
仕事をしながら治療できることも本当に恵まれています。
理解あるスタッフと院長のおかげで、今回は急な休みがかなりあったのですが 「ちゃんと休まなきゃダメ」とゆっくり休ませてもらえたり 治療ですべて使ってしまって有給がない状況なのに それでも、いやな顔ひとつせず、休んでいいからねと言ってくれる院長。
今回、結果はどうであれ一度今後のことについて話をすることを決めていました。
治療を心置きなくさせてもらえるのはとてもありがたいけれど、 その分 予想外の休みで迷惑をかけることもたくさんあるので それなのに正社員で働かせてもらうことに気が引ける思いがあったからです。
院長はこんな風に言ってくれました。
「みんなに迷惑をかけるとか、申し訳ないということよりも、今回うまくいかなかったことがつらかったね。みんな、同じ思いでいるよ。 1番の願いはモコさんがこの先順調にいくこと。急な休みとか、そんなことは治療を始めた時点でわかってること。 それに、周りがサポートできる状態でクリニックがうまくいってるのだから、迷惑をかけるとかそんなこと思わなくていいんじゃないのかな。 もし、うまくいって妊娠できたらそれこそ、仕事をしている中でお腹が張ったりして急に安静になることもある。 体調によっては急に働けなくなることだってある。それだってもう予測してることだよ。 ただ、今は本当にうまくいくことをみんな願っているし、できる限りのサポートをしたいと思ってる。 スタッフの補充とかモコさんをパートにしたほうがいいかもとか、そんなことはどうしても無理だと思った時に考えればいいことじゃないかと僕は思ってる。 それよりも最近とても気になってることは、乳児の患者さんが増えたこと。 生後間もない予防接種の子も増えたよね。 その子たちの介助につくときに、大丈夫かな・・・って心配してた。 やっぱり仕事とはいえ、治療中だとつらいに決まってるはずだから。 それが最近すごく気になって。」
まさか、院長がそんな風に思っていてくれていたなんて、まったく知らなかったので 思わず号泣してしまいました。
確かに、正直仕事がつらい時期もありました。 予防接種をする準備で肌着を脱がしたり赤ちゃんのほっぺを触ったり 普通だったら、「かわいいなあ」で済むことも 「なんで自分には・・・」って仕事中に思ったりすることも多くなりました。
そのたびに、公私混同してる自分が情けなくて反省するんですけど(笑)
仕事だから仕方ないって思いながらも、そんな思いは誰にも言ってなかったので 院長が気づいてくれていたことに、本当にうれしかったです。
私が1回目・2回目とうまくいったときも、一緒に大喜びしてくれたスタッフ。 残念な結果になった時も、なにも言わずにそっと見守って心配してくれた。
自分は、なんて恵まれているんだろうと。
結果がすべてじゃないんです。
もちろん、結果はほしいし、早く授かりたい気持ちもある。
でも、それ以上に一つ一つ何かを経験するごとに とても大切なことを気づかせてくれる周りの環境に、本当に感謝しています。
うれしいばかりじゃない、つらく悲しい出来事の裏に 普通じゃ気づかなかったであろう大切なことをいつも感じさせてくれるみんなに、 後押しされている自分がいます。
ありがとう。
まだまだがんばるよ~~~!
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