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テーマ:赤ちゃんが欲しい!(9165)
カテゴリ:体外受精の話。
今日はかなり前からさかのぼって、治療のお話に
平成24年3月終わりの事です
3月に、体外受精をして、うまくいかなかったことは去年書いていました。
その少し前にSちゃんから、
「モコ、治療がんばってるね。余計なお世話かもしれないけれど、最近テレビで不育症の特集がやってたんだ。2回以上流産するとその可能性はあるみたいで、モコは2回悲しい思いをしているから、もしかしたら早いかもしれないけど検査だけでもしておくと安心じゃないかな。本当に余計なお世話だし、ただ、気になっただけだから傷つけたりしたらごめん。」
とメールが入りました。
Sちゃんは独身だし治療の経験もありません。
治療をしていても、きっとこういう話題って言いにくい部分であったり 自分だったら、経験していない分野なら 相手に「私の気持ちも知らないくせに」 と思われるのが怖くてアドバイスなんてできなかったと思うんです
でも、Sちゃんはわたしの事を想ってアドバイスをくれました。
それまで、不育症というのは何となく知っていたけど、 まさか自分がね、という思いと過去2回流産しているとはいえ、 1回目の子のときは手術の際に「流産にカウントするか微妙です」と言われていたので
もちろん私の中では2人をお空に送ったつもりでいたけど 検査することなんて頭になかったのです。
3月の治療も失敗に終わったし、軽い気持ちで検査してみようかな、と思い 治療していたクリニックで相談しました。
すると、やはり答えは 「あなたの場合、1回目がカウントとして微妙なラインなので・・・どうかな。
たぶん、不育症ではないと思うけど。
2回目も、胎嚢は大きくなっていたけど、心拍は確認できる前の流産だったし・・・。
でも、1回目のときは、確かにHcg(妊娠反応)が700まで上がってるし、多少育っていたと考えて、2回とカウントしましょうか。 一応不育症は流産2回以上で疑う、という感じなので検査にも限りがあります。
だから一番オーソドックスな凝固系を検査して、もし異常があったら不育症専門の病院に紹介します。もし、問題がなかったら不育症ということは考えなくてもいいと思いますよ。」
ということになりました。
ループスアンチコアグラントという検査と、抗CL・β2GPI抗体という検査をしました。
結果は陰性。
医師からも、問題ないのでこのまま治療を続けましょうと言われました。
でも、Sちゃんがアドバイスしてくれたことがすごく気になって、 こういう話が出たとき・考えたときって、何かしらの行動を起こすチャンスなのではないかとその時は感じました。
陰性という結果が出たけど、何となく気になってしまって、いろいろ不育症について調べました。
すると、名古屋で有名な不育症専門のクリニックをみつけ、 その院長が書いているブログを発見したのです。
そこには、
「流産1回だから不育症ではないといわれていませんか? そんなわけはありません。 1回でも、何回でも、おなかの子を失うつらさは同じなのです。 一言で片づけられるものでないこと、目に見えない因子もリスクにはあること、 何より、着床障害(体外受精が何度もうまくいかないなど)も不育症の一部なのです。
私は一度の流産でも、早めに不育症の検査をするべきだと思っています。」
というようなことが書かれていました。
それを見たときに、本当に衝撃を受けて、この先生だったら 心に寄り添ってくれるかもしれない、私の気持ちもわかってくれるかもしれない、
簡単な検査だけで済ませず、しっかり調べてくれるかも。。。
という前向きな気持ちになりました
そして院長が他にも書かれているブログを読み いつの間にか涙が止まらないほど 心に響いていたのです。
周りの妊娠報告に、うらやましいと思いつつも つらいと思いつつも笑顔でおめでとうと言ってきたこと・・・あなたはつらかったけど、頑張りましたね。
読者にそう投げかけている院長の言葉に 本当に救われました。
初診予約は6カ月先くらいと書かれていましたが、
運よく3か月後の6月中旬に予約が取れました
長くなったので次に続く
※治療の話はコメントがしづらい内容もありますので、スルーしてくださいね 主に自分の覚書として書いてます
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