桃の缶づめ

写し染めが終わると、次はレカンフラワーを体験です。
杉野宣雄先生のHPや作品を見て、すごく素敵なので、初めての私たちがどんなふうに出来るのか楽しみ

始めに指導スタッフから、レカンフラワーの説明があって、あのようにお花を咲いているときと同じように乾燥保存するための、マジックサンドという化学物質で出来た特別の砂にお花を埋めて、電子レンジに入れて作る方法を、デモンストレーションしてくれました。
へ～～～～

あらかじめ、レカンフラワーにしてあったお花と、小さな組立式の紙箱とビニル袋を使って作ります。
レカンフラワーの特徴は、まず平面ではなくて立体ということ。お花をつぶさないように、接着剤をこんもりと盛って、その上にお花をそっと置いていきます。

作成中の金魚さんとひよこさん

 また、箱の中に立体を形作るため、お花だけではなくて、いろいろなものを組み合わせて入れることが出来るというのも特徴で、例えば「思い出の着物のハギレ」を背景に使ったり、片方なくしたイアリングやら、アクセサリー、ビーズ、写真など、なんでもお花と一緒に入れることが出来るのも、特色だそうです。
にゃるほど～～でも、センスが必要ですねぇ

「先生～、これでいいですか」

そして、こんなのが出来上がりました～

正直、出来上がった作品を見て、「これで１，０５０円は値段設定ちょっとお高いかも」と、思わないでもなかったけど、ま、何事もやってみなくちゃわからないしね

ふたつの体験を終了して、さっきまだ見ていなかった、展示作品のほうをもう一度見てから、お茶でも飲んでひとやすみと、カフェに異動しました。

たしか、みんなこのケーキセットだったかも

そこで、美味しいコーヒーを飲みながら、夕方までまたひとしきりおしゃべりして、お花オフは終了いたしました。
 

では、みなさんの本日の装いです。

ひよこさん　お着物はモノトーンの万筋ポリ単衣　黒の半襟
帯は、黒地にご自分で日本刺繍で紅葉と鳥を刺した作品
帯揚は縮緬の薄オレンジ無地　黒の三分紐に珊瑚の瓢箪の帯留

きのさん　グレイに小花柄の単衣ポリ小紋
生成りにオレンジの抽象柄紬八寸なごや帯
クリーム色帯揚　ピンク帯締

金魚さん　若草色木綿単衣
白地に花鳥紬八寸なごや帯（うちからお嫁に行った帯がとっても似合っていて嬉しい）
卵色三分紐　菊の帯留め

桃和香　薄黄土色無地ポリ単衣（寝てたので顔かくし）
紺地に月の砂漠をオリジナルで描いてもらったカクマ式染め帯
卵色帯揚　グレイと黒の帯締

お天気や足もとを気にせずに、お着物で出かけられる季節も北海道ではあとわずか。
雪が降る前に、たくさん遊んでおきましょう