桃の缶づめ

私は、なぜか昔から、「食品サンプル」というものに、強い興味と感心を持っています。
そう、、、あの、食堂の入り口に並べられ、あたかも本物のようにお客をとりこにする、食品サンプル・・・ラーメン・アイスクリーム・麺をからめたフォークが空中に浮かんだスパゲッティナポリタン。お子様ランチにソフトクリーム・お寿司・カツレツ・エビフライ・・・・

数限りない種類の蝋でこしらえた食品サンプルの数々を、見たい！触りたい！堪能したい！！
そんな私の奇妙なフェティッシュを満たしてくれる夢の街。
それは、東京の河童橋と、大阪の道具屋筋。

大阪のお友だちから、道具屋筋には、サンプルのお店がたくさんあるよー、という情報を得て以来、ぜひとも次の機会には、道具屋筋を訪れて、いやというほどサンプルにまみれてみたい、という野望を持っていました。

それが、今回、千恵子ちゃに案内してもらってかないました

見て！あたかも本物のような、サンプルの数々！
（お店のひとに許可をもらって撮りました）

出来上がったお料理のサンプルは、なかなかいい値段します。

こちらは揚げ物類ですね～。

実は、エビ天のサンプルにお店でその場で金具をつけてもらって、エビ天キーホルダーにしてもらって、帰りの旅行かばんに、ぶらさげて帰りました。

お店の中で、いろいろとサンプルを物色している最中に、お客さんが入ってきて、「すいませ～ん。このキャベツください～」と玉キャベツのサンプルを普通～に買っていきました。
まるで、八百屋さんでの会話のようで、思わず千恵子ちゃんと密かに大うけしてました。

もちろん、値段は、３６００円とかするんですけどね。

世の中に、私と同じように何の役にも立たないけれど「食品サンプル」をなぜか愛する、という同好の士はいるのでしょうか

ちなみに、旅行かばんにぶらさげた「エビ天」は、千歳空港からの帰りの列車内で、若いカップルにウケテました。

おまけ

大阪市のマンホールの蓋　大阪城と桜