日々のはなし＜別宅＞

毎日２時近くに寝ていて、朝もだんだんゆっくりに。１１時に出発。同じ銀行で２度目の両替。長く滞在する予定の同学は洗濯物を近所のクリーニングに出す。何日かかかるのかと思ったら、水洗いだったら４時間で出来上がるという。Ｔシャツやらを何枚か出して２８元だったらしい。ホテルだともっとかかるから便利。路地に入ってプラモデル屋さんを発見。ヤスリやらペンチの道具がほしかったのでおじさんに聞いてみる。バンダイ制のセットは８５元。日本製だから高いらしい。香港製のをバラで買うと安いらしいので、合計５５元のところを５０元にしてもらって買う。日本だと１０００円以上したりするからちょっとお得。

洗濯屋さんがいろんなところにあるのを発見。メジャーな商売らしい。

昼は山林道の食べ物屋さんがたくさん並ぶところでカニづくしを選ぶ。ひとり２２０元くらい。１２時過ぎに入っても空いていて、１時過ぎたら急に混んできた。香港の昼は遅いらしい、とやっと気づく。１１時でガラガラなのも納得。

小ぶりだけどカニが一杯と、フカヒレスープと、小龍包と、炒め物３品、生姜の体にききそうな甘い飲み物付き。おいしかった。

香港太空館というのがあって、プラネタリウムらしい。上映時間が迫っているので慌てて入ったら、キリマンジャロの番組だった。５人の西洋の人が山岳ガイドに連れられてキリマンジャロに登っていくストーリー。画面が大きくて臨場感が溢れているので、自分も何だか酸素が薄い感じがしてくる。

２つ番組があって、もう一つは人体探検ものだった。星についてやるとは限らないらしい。旅行に行くたびに天気に恵まれないし、プラネタでも星が見れない運命にあるらしい。キリマンジャロも面白かったけど少し残念。

ホテルに戻りながら街歩き。ワトソンズで化粧品を見たり、和菓子屋さんでおはぎを買ったり、ファッションビルで洋服を見たり。最近日本で何が流行っているのかさっぱりわからないけれど、いろいろな服を見て「だいたいこういうのを買えばいいかな」という目安はついた。日本とも違うデザインで、洒落ている物がたくさんある。大陸だと買えても「このデザインはちょっとな」と思ったりする。あまり大きな物を買うと荷物になってしまうのと、そんなに予算があるわけではないので今回は見るだけ。また香港に来るときは何を買いたいか絞って来ると思う。

朝に目をつけておいた牛乳プリン屋さんに入る。日本語のメニューも出される。１８元したけど、感動の味。勢いに乗って玉子プリンも頼んだら、それは甘い茶碗蒸しみたいな味だったので、そうか、と思いつつ食べる。

香港で最初に入った麺屋さんにまた行って、自分は汁のあるワンタン麺を食べる。同学はチャーシューの麺、汁なし。チャーシューがおいしい。そういえば昨日の日本語が話せるお店では、おかずを分け合っていたら何も言わないのにお椀を出してくれて感激した。日本でも言わないとたぶんもらえない。サービスはすごい。スーツを着た社長さんらしき人も、どの店でもフロアに出てお茶を出したり片づけたりしている。だから店員さんにも活気があるのかもしれない。どこもとても過ごしやすい。よい気分で帰れる。

マンゴープリンを買って帰る。６元。１８元の牛乳プリント比べるとたしかに６元の味だったけど、おいしかった。明日はまた移動の日なので早めにその日のうちに寝ることにする。