ヘルニア
ひと月前くらいから、左足に軽い痺れを感じてて。何ともない時もあるから、まぁいつもの脚のダルさだろ、と気にしないでいたんだけど。左のお尻まで痺れてる感じが広まって来て、2週間前くらい痛みを伴うようになってきて。次第に、座ってても寝てても、どんな向きになっても痛くて。なんだこの痛み、もしかして大腿骨がどうとかじゃないよな?持病とその薬のせいで、大腿骨頭壊死になる確率も低くはないし。同じ病気の子は、もうとっくに人工関節入れてるし。とかめんどくさいのだったらイヤだなー、でも関節系の痛みではなさそうだ。内臓系の痛みって感じでもないな。ちょっと待てこの痛み、記憶がある…と私の中の痛みファイルを検索したら、あれだ。帯状疱疹後神経痛の痛みと似てる。つま先から付け根まで、ビリビリとした痛みが走る感じ。あの痛みを数百倍薄めた感じ。湿布貼ったり痛み止め飲んだりして誤魔化してたんだけど、このままお盆に突入して、病院お休みの間にもっと酷いことになったら困る!数年前の正月の腎臓結石の時みたいに、また救急車に乗るハメにはなりたくない!なんでもいいからとりあえず診てもらわないと!と思って仕事終わりに病院に行ったらなんと。椎間板ヘルニアですってよ。背骨のレントゲン写真を見せてもらったけど、素人目にもはっきり分かるくらいに、椎間板がひしゃげてた。上の方は正常なんだけど、下に、腰に近い部分はぺっしゃんこ。こりゃー身長も縮むはずだわ。それと、左の骨盤の、神経が通ってる穴が狭いんだって。だから神経が圧迫されて、痺れと痛みがあるんだって。神経痛の痛みと似てるという自己診断は当たってました。いや、自慢することじゃないけど。でも、骨とか内蔵系じゃなくてよかった。いや、ヘルニアも十分重大だけど。明確な治療があって、はい、これで痛みはなくなりましたよ、治りましたよ、ってのはなくても、原因が分かっただけでもよかった。でも中居くんがサムガで言ってたように、痛いのは我慢できるのよ。根性論とか気合とか言ったら古臭いけど、痛いけど、我慢できるのよ。家ではほんと痛いのよ。通勤も、普段の倍かかるくらい歩く速度が落ちるのよ、痛くて。でも仕事中は、大丈夫なの。痛いのは痛いけど、動くの。でも家に帰ってきたら、痛み止め飲んでも効かないくらいに痛くて痛くて、「いたいよーいたいよー」ってのたうち回るくらい痛いの。昭和の人間だからさ。痛くて仕事休むとか、そういうアタマが、ないんだよね。何とかして行こう、と。ギリギリまで我慢しちゃう。それで今まで何度叱られたことか。髄膜炎の時も帯状疱疹の時も腎臓結石の時も肺炎の時も、「なんでもっと早く来なかったの!もうちょっと遅かったら危なかったよ!」って。我慢強いのも考えものだ。つーかめんどくさいんだよ。病院。そもそも病院に行ける体力があったら病院なんか行かないわ(爆)。ギリギリになって、ほんと倒れないと行かない。とりあえず、湿布を貼ってコルセットをしてしのいでます。先生に、しばらく安静に、お盆はゴロゴロしてなさい、って言われたけど、仕事ですねん。その状態になってまで仕事する、ってのがね。昭和だね。いや、仕事しないとSMAPどころか飢え死にですから。まー入院しちゃえばなーお金もらえるんだけどなー(爆)。いやいや、そこまで酷くない。と、思う。一人暮らしでこんなことになって、あぁ誰かいてくれたら…なんて、1ミリもほんとに私は思わないんだなーと痛みに悶え苦しみながら改めて気づきました。まぁ何度倒れても、1度も思ったことないけど。もし誰かいたら、「いたいよーいたいよー」なんてのたうち回らないもん。誰かいたら痛くても、「大丈夫、全然大丈夫」って言っちゃう。なんなんだろうね?余計な、余計じゃないけど、心配されたくないのかな?それと、本当に具合が悪い時に、逆に気を使いたくない、ってのもあるよね。やっぱり誰かいると、気を使わないわけにはいかないから。「いいよいいよ、全然大丈夫、そっちも仕事あるでしょ?」みたいな。「話しかけないで、ほっといて。まじ今辛いから」っていうのもあるか。あるけど、それは言えないでしょ。昭和時代なのかな。性格なのかな。ここで書いて、ここで心配はちょっとされたいけど(爆)。しかし困ったな。ヘルニアか。これは一生モノなのか?これからまだまだドームの階段上り下りしなきゃいけないのに。