カテゴリ:おたく
劇団四季「人間になりたかった猫」を観る@NHK教育。凄い。
・・・子供の感想文になってしまう。 楽天で舞台のことを書いているひとは「キャッツみますた」みたいなのばっかりで(偏見)、そんなひとからいわせれば凄いのなんてあたりまえじゃん?といわれそうだが。 でも凄い。 昔あるレスラー(高野拳磁だったか?)が「プロレスはアニメのロボだ。客がだしてほしいと思った技をだせるように試合をすすめるのだ」という台詞をはいていたのだが。 そのことばに従えばこれはプロレスである。 踊ってほしいところで踊り、歌ってほしいところで歌い。なにもかも気持ちのいい入り方をする。リズムもそうだし、場所どりもそうだ。いてほしいところにいてくれる。つまさきまで物語になっている。 芸術家的エゴはない。でも機械的ではない。職人的に有機的にすすむ舞台に感動。踊りでちょっと泣きそうになったのははじめてだ。弱っているのかしらん。 もちろん滑舌最優先のあの独特の喋り方はいまだに真似をしたくなるような違和感があるのだが。 浦安鼠島にもいえたことだが、こういう王道を認めるのになんと時間がかかることか@自分? 子供のころ感想文がとても苦手だった。たぶんそれは無言の「おもしろかったです」でまとめろ、という強要が感じられたからだと思う。実際そういう教師は多いことだろう(偏見その2)。 いまならガキの自分にいってやれる。 つまらないならどんなにつまらないかを書けばいい。 でも書いていて面白いことに気づいたらそう言い換えればいいのだ。 認めるということ。それはいろんな道筋がある。 退化かもしれない。 視点が拡がったのはたしかだ。 それでもまっすぐに観る事は今後もないだろう。 ひとはそれをツンデレとよぶ。(♂) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月24日 00時35分24秒
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