カテゴリ:おたく
よく通っていた本屋が今月末で閉店らしい。非常に残念だ。
もともと無理がある商売だ。売れるだけ置くわけにいかない。在庫を抱えなくてはいけない。客単価は安い。粗利も低い。万引きでもされれば打撃はでかい。待遇は低い。どうみても割にあわない。 ネット上のカキコミをみているとアマゾンがあるから本屋なんかいらんとか言っている馬鹿な・・・じゃなかった、賢い方々がいる。金の流れをみないのかこいつら。急激な流通の単純化は雇用を減らし、景気を冷やすだけなのに。 そんな社会的な視点はまったくないのだけれど。 大学時代に通っていた本屋はとうに潰れた。実家近くの本屋ももうない。もしかしたら自分の来た道、昭和から平成というのは「近所の店」が死ぬ歴史なのかもしれない。 職場は日本最大の(もしかしたら世界最大か)書店街の近くだ。だから本を探すのはそれほど困らない。 でも、普通のサイズの、こだわりある本屋がいいのだ。ちょっとだけ不満があるぐらいの、自分の知識欲にみあったサイズがいい。ただ本が欲しいのではなく、本屋に通いたいのだ。そんな小さな欲って贅沢なのかしらん?(♂) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月25日 22時07分02秒
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