2012年 世界経済のイメージ
あけましておめでとうございます。今年も皆様にとっていい年になりますよう祈っております。2012年は、各地で大統領選等々もあり、また情報革命のさなか世界の1箇所で起こった出来事が連鎖的に世界に波及する傾向が年々強まっており、先行きの見通しは大変に難しいものになっています。とはいえ、正月の酔狂ということで、今年も今年一年の世界経済イメージを書いてみます。■中国大きな動きはない。株式市場は、上がらない。しかしここから崩壊するほど下がることもない。中国元は、ヒタヒタと対ドルレートで上がり続ける。■米国大統領選はオバマが負け、共和党政権に。経済回復進む。株式市場は回復基調となり、上がる。ドルは弱いままとなるが、ここから暴落的に下がることはない。ユーロ下落の受け皿となり、対ユーロでは上がる。■日本企業の海外志向強まる。国内の空洞化も進む。民主党政権が続くが、円高傾向に対し、有効な円安誘導策を打てないため、本社を海外に移す大手企業も出てくる。消費税増税が決まり、円高傾向がさらに強まる。(ただしドルも若干戻すため、対ドルでは大きく上がるわけでない)株式市況は全体としては円高継続のため、上がらない。ただし優良な企業は、業績をのばし、株価が徐々に上がる。■欧州何度もソブリンショックが訪れるが、崩壊的危機にはならない。ユーロは下落を続ける。だがユーロ撤退する国は出てこない。ドイツの発言権がさらに強まる。■アジア経済は堅調を維持する。■オセアニアオーストラリア経済は、好調を維持する。ただ、中国で変事が起こると暗転する。(が、その場合も暴落し続けることはない。)■資源・エネルギー世界的な景気悪化のため、価格暴騰は起こらない。■全般世界のフラット化が進む。その進行に伴い、食料問題が浮上してくる一年となる。さて、今年の年末になってみて、どれくらい当たっているでしょうか。楽しみです。