木村勝男様のご講演「挑戦する勇気を持て」その2
その2これで自分の人生が終わったと思いました。ビルから飛び降りて保険金でお詫びをと思いましたが、計算してみると200回ぐらい飛び降りないといけません。(爆笑)自己破産を知り、なんという素晴らしい制度かなあと思いました。(爆笑)しかし人に迷惑をかけることが分かって、選択できませんでした。それまでいくどとなく壁を乗り越えてきました。うちの妻が必ず私には壁を乗り越える力があると言ってくれていました。その妻も、さすがにバブル崩壊の時はどうしてもだめだと思ったようです。そんなとき私が読む本と言うと、アウシュビッツとか癌の本なんかを読むのです。暗くなります。(笑い)そんなとき、ある研修に出会って、変わりました。親との関係で心に残っている「くい」を抜かないといけないとというのです。両親に口答えをした事は無いのですが、言いたい事が言えず、葛藤があったのです。早くに死んだ両親を恨んで「わしの青春を返せ」と思っていました。人の親ならば、学校ぐらい行かせてくれんかと思っていました。思いのたけを思いっきり大声で叫びました。・・・そして、われに返って気づきました。親は言葉も分からない国に来て、5人も子供を生んでくれた。14歳の私を筆頭に、3歳まで5人の子を残して死んでいった父の無念はどうだろうか。それまでの苦難はどれほどのものだったろうか。僕がいま抱えている問題は、たかが金の問題や無いかと思うと俄然勇気が出てきて、この問題に立ち向おうと思いました。20年で、この借金を返してクリアーしようと決意しました。気が遠くなるほどの膨大な借金に立ち向かうためには、気力と体力が要ります。体力と信念を鍛えようと20年で1000回登山を決意しました。登山はただいま800回を超えました。こうして借金に立ち向かい、15年目のことです。当時銀行とは10行付き合っていましたが、そのうち7つがつぶれていました。ついに借金から卒業しました。チャレンジするには夢が要ります。夢があってこそ、チャレンジできるのです。人生に夢があるのではなくて、夢が人生を作ります。私の夢、10年後の私への手紙というのを読みます。これは毎年毎年、10年後の自分に宛てて、手紙を書いているのです。2016年の自分への手紙を朗読される(およそ5分間)以上です。ちょうど時間となりました。ありがとうございました。☆━━━…………‥‥‥連絡事項‥‥…………━━━☆ 世良事務局長皆様おはようございます。読書の秋です。ぜひ木村様の本を読んでみましょう。本日の出席者は 25名 22社 でした。ありがとうございます。 以上☆..:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆..:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆..:*:・゜誤字脱字がたくさんあることと思います。特に、お名前など固有の名称間違いについては、失礼をお許し下さい。テープ録音無しの即興メモですから、ご発言の趣旨と違う場合もあることでしょう。大変失礼とは存じますが、大きな心でご容赦くださいますようお願いします。皆様には、そのような問題を多分に含んでいることをご理解戴き、取扱には配慮をお願いします。ただ、数値や金額などでご商売に差し障るような間違い、個人や会社の名誉・信用にかかわる間違いについては、訂正文を送らせて頂きます。そのような点が見つかりましたら、ご指示くださいませ。お付き合いを戴きありがとうございます。 文責 梨木健太郎 拝