「おい、MOONDOG おまえのギター金屏風に映えてメッチャええ色で写ってるぞ、、」
かの友人からである、聞けば祝賀会の記念アルバムのようなものを作るそうで、目次はいろいろ有るそうだが、アトラクションのページの中で私と彼女の写真が多く載っているそうだ。今はゲラの段階なのだが、多分このまま冊子になるそうで、重役連中の拍手喝采も写っているらしい。
「あの子もなかなかイロッポイゎ、、ピンクのドレスてエロやのう、、、あの後ちょっと(社内で)話題にもなったからのう、、、」
それなら間近でみた私が一番の果報者というところか、でも例え少ない持ち時間でもショウアップするということは悪いことじゃないだろう、良い姿勢じゃないか。
「私 ピンクのドレス着ます、ちょっと派手ですけど、もう着る機会もないし、、、出来たらMOONDOGさん ピンクのネクタイでもしてもらえませんか?」
「あぁ、良いすよ」と言ってしていったのだが、当日の彼女のドレスを見てひっくり返った、ピンクはピンクでも光線の加減で玉虫色に光るのである。私のネクタイのピンクがちょ~地味に見えたぐらいだ。肩はむき出し 後ろにはスリットが入っている、目のやりばに困る。ま、それぐらい媚惑的だった、テンプテーション(合ってるかな?)なのである。
その後も彼は、なにやら一人ごちて喋っていたのだが、要はメールで写真を送っているのでOKかどうか見てくれということだ。OKも何も私に選ぶ権利は無いのだが、送ってもらった写真を見るとさすがプロショットである、私達はナタリー・コール&エリック・クラプトンという風情で写っている(ウソでっせ、怒らんといて)
続く