朝鮮日報築地支社発
問題.以下の文を要約し、A君がとるべき行動は何か論ぜよ。~引用開始~61年目の出発 「日本」を説明しよう A君―― 自動車メーカーへの就職内定おめでとう。自動車産業は日本を経済大国へと押し上げ、世界を相手に勝ち続けています。企業人として何をめざすのか、学生生活最後の夏休みに考えてもらいたいことがあります。 トヨタやソニーといったブランドだけは押し寄せるが、顔が見えない――。欧米で日本脅威論が吹き荒れた80年代の日本人観です。敗戦国として身を縮めるように経済一筋でやってきたことが、何を考えているのか分からない不気味な国民というイメージを生んだのです。 ほぼ半世紀に及んだ冷戦が終わり、グローバルな競争の時代がやってきた時、それまでは欧米に追いつき追い越せで視界になかったアジアが現れました。 現地の人々を雇って輸出基地にする。その人たちが豊かになり、自動車を買えるようになる。そう信じての日本メーカー進出ですが、かつてアジアを戦場とした日本に向ける現地の目には厳しいものがあります。中国の反日デモでは、日系企業幹部も肝を冷やしたのです。 A君――。日本企業がアジアに根付くには「不気味な日本人」とは別の姿を、私たちが身をもって示さなければならないでしょう。 明治時代、東京美術学校(いまの東京芸術大学)の初代校長をつとめた岡倉天心を知っていますか。主著はすべて英文で書いた第一級の国際人です。 日本の伝統的な美術品を調べ、欧米や中国、インドに旅し、圧倒的に迫ってくる西欧文明に対して、東洋の一員としての日本を世界に発信しました。明治の知識人らしく、スケールの大きい文明批評家でした。 日露戦争の直前に出版した『東洋の理想』は「アジアは一つである」という書き出しで有名です。近代化に遅れ、西欧列強に植民地化されたアジアは、屈辱において一つとの主張でした。 でも、彼はその後、日露戦争でアジアを踏み台に列強に追いつこうとする日本の姿を目の当たりにし、抗議せざるをえなかったのです。 それからの日本は急カーブでアジア侵略の道へ踏み込み、敗戦でまた大きく舵(かじ)を切ることになりました。戦後60年だけではとらえきれない、近代国家の屈折を考える必要があります。 天心から何を学ぶべきでしょう。まず「アジアは一つ」という理想にもかかわらず、逆に日本がアジアへ武力を向けた誤りを考え抜くことです。 日本を一生懸命に説明した彼の努力も忘れてはならない。「ワンフレーズ首相」を持ち出すまでもなく、自分の国が目指す方向を、これまでたどった道を踏まえて語る力を磨かなければ、世界の人たちは耳を傾けてくれません。 国際社会にどのくらい貢献できるかは、言葉を尽くして説明する日本人の努力の積み重ねにかかっている。そんな思いを君に伝えたいのです。 ~引用終了~さすが入試に出題される記事が最多なだけあって名文ですわ。何を言いたいのか、愚民のオイラにはさっぱりわからん。この文章を見ていると、頭痛とともに吐き気がしてくるのは何故だろう。「手紙形式」とか「諭し調」の文章って・・・憂げ亜wせdrftgyふじこlp;@:「」っところで朝日新聞のWEB版に、BOOKSランキングがあるのはご存知だろうか?有名書店やAmazonのランキングが載っているのだが、朝日に掲載されているランキングには「嫌韓流」が存在しない。例えばAmazonの週間ランキングでは「嫌韓流」が1位になっているのだが、朝日のAmazon和書週間ランキングでは見事にスルー。一応、「ランキングの対象書籍にコミックは含まれていません」という但し書きはあるのだが、「新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論」が載っているのに「嫌韓流」がコミック扱いでは筋が通ってないんじゃないか?