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2006/07/24
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カテゴリ:more的 映画



今回はいつもとは違うジャンルの映画を観てみました。


034.jpg
(C) 2005 Film & Entertainment VIP Medienfonds 3 GmbH & Co. KG and Ascendant Filmproduktion GmbH



ニコラス・ケイジのロード・オブ・ウォー公式HP









○あらまし。


ユーリー(ニコラス・ケイジ)は、
両親の店の前にあるライバルの飲食店の
敵情視察に向かいます。

そこで偶然マフィアの抗争に巻き込まれ
眼前で繰り広げられる撃ち合いで
銃の魅力にココロを奪われ
武器の密売に手を染める事に。

混沌とする世界情勢が追い風となり
いつしか彼はその独特の才能を開花させ
世界中の政府を相手にするまでに昇りつめる。

しかし『死の商人』として
世界を操る彼の動向を嗅ぎ付けた
インターポールのバレンタインが
刻一刻と彼を追い詰めていく・・・






期待しないで観たせいか
おもしろかったよ、と言いながら

トゥームレイダーのラスト、

ララ・クラフトのように
振り向きざまに
二丁拳銃を構えてみるくらい
オススメします。


え?わからない?とりあえずオススメってこと!







○感想。





冒頭からガッツリ掴まれました。


道路に何か
ザラザラしたものがたくさん落ちてます。
それが何なのか
わかるのにそう時間は掛かりません。

その先、廃墟の前にたたずんでいる男性

おもむろに振り返り
やぁ、と
ビジネススマイルの後、



世界には5億5千万丁の銃がある

ざっと12人に一人の計算だ


残る課題は―







一人一丁の世界。











冒頭から5分も掛からず
この映画おもしろそうだなって思いました。




このお話は真実に基づいてるそうで
戦争や内紛には
武器商人が暗躍しているってのは
知ってたんですが・・・


どういう手口で
違法である武器売買がなされ

なぜ法の隙間をついて
今もなお武器が売買されているか

そして最大の疑問
なぜ武器商人はいなくならないのか




エンターテイメントであると同時に
タブーに近い内容を
リアリティさを失わずに
世界の事象、
負の連鎖を理論的かつ
乱暴なセオリーで片付け、切って落とす。

先ほど挙げた私の疑問が
乱暴ですが、簡潔に述べられ
セリフもウィットに富んでましたし
潔くっておもしろかったです。



いわゆる
そんなん言うたら終わりやんみたいな乱暴さです。





何も言い返せない
そう


理路整然と言う名のリーサルウエポン






単純にみればそうなんですよね
だから言い返せないってなっちゃうのです
認めたくないけど。





この映画はハッピーエンドではありません
戦争を扱ってるんで
流血シーンもありますが派手な演出ではないと思います。


トントン拍子で立派な武器商人になったユーリーも
「俺の頭のてっぺんだけは不毛の地にさせない!」と
叫んだかどうか定かではありませんが

天罰が下ったようにゴロゴロ下り坂に・・・・

男として、息子として、人間として
内面がボロボロになり
やがてはインターポールのバレンタインに尻尾を握られます。

ここまで普通に映画を観てたら
救いを感じるかもしれません

散々武器をばら撒いてた人が捕まったってことで
やっと胸を撫で下ろすことが出来る場面ですもん。


でもギョッとするのはここからラストまで。

それまで散々ギョッとするシーンあったんですが
ここだけはガツンときました。





戦争犠牲者の9割が銃で殺されている 
核兵器じゃない、
AK47こそ真の大量破壊兵器だ




インターポールのバレンタインの言葉です。



AK47というのは特に
中東、アフリカ、東南アジア、中南米等で広く使われてる
アサルトライフルでジャムを起こしにくく耐久性が高いそうです。
比較的安価だそうで
地域によってはニワトリを買うのと同等の価値だとか。


そんなAK47を売りさばくユーリー、
自身を「必要悪」だと表現しています。


なにかの映画で
「悪は神のいる印」というのを観た覚えがあります。

そうだとしたら
みんなが崇めている神様は
みんなが期待しているような存在ではないんじゃないかと
哲学的なことを思ってしまいました。



毎度長くてすみません。







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Last updated  2006/07/24 10:41:48 PM
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