森っこクラブ

7月だというのに、気温が上がりません。
そこで、子ども達には
「寒すぎるから、今日は水辺には行けないなぁ」と伝え、
どこに行こうか、話し合いました。

やはり、山に行きたい雰囲気なので、
今日は、展望台からおっぱい山までの尾根歩きをすることにしました。
けっこうな、山登りです。

いきなり、ハードな登りに挑戦です。



大人でも、登り応えのある坂道をぐいぐい登って、
展望台に到着しました。
やっぱり、高いところに登ると叫びたくなります。



そのまま、さっさと歩くのかなと思っていたら、
みんな、あまり動く気配は見せず、座り込んで遊び始めました。



お寿司作りだそうです。



女の子は、草むらにしゃがみこんでなにやらやっています。
先生も、本気で遊んでいます。

こんなふうに、大人子も子どもも入り混じって
あれこれあれこれ興味が尽きるまで遊びます。
森っ子クラブは、そんな姿が一番似合っていると思っています。

尾根伝いに歩こうと思っていても、
面白そうな道があると寄り道です。

今日も、下に延びる林道があったので行ってみたら、
それはそれは立派な木がいらっしゃいました。



太い幹、大きな葉。
何か不思議なパワーを感じます。

送電線の下にも寄り道です。
少し開けているので、いろいろなものが見つかります。

ついにでたか、クワガタ！？
どうやら、クワガタのあごだけが落ちていたらしく、必死の形相で探します。



そんなわけで、
すたすた歩けばあっという間に到着する尾根歩きを
1時間30分もかけて、じっくりと楽しみました。
みんな、いつも歩いている道なんだろうけど、
こんなに堪能したのは初めてのようです。
実は、いろんなものがあるんだね。面白いね。

森っ子クラブでは、
それが一体なんなのか、ということを知るよりも、
まずは森の中にあるたくさんの刺激に気づく、感じる、
そんなことを大切にしていきたいと思っています。