永代橋と御成橋
【永代橋と御成橋】沼津市を流れる狩野川には大きな二つの橋があります。永代橋(えいたいばし)と御成橋(おなりばし)です。 私の記憶している永代橋は、コンクリートで出来ていて随分と古めかしく、あちこちが傷んでいて欄干も低かったです。数年前に沼津を訪れた時には、随分と立派な橋になっていました。 昭和33年の狩野川台風の時には、この永代橋に、多くの人がひっかって引き上げられたそうです。 その時の惨状はそれはそれはすさまじかったそうです。そんなことから、この橋には幽霊が出るとの噂があって、幼い私には、とても怖い印象がありました。 御成橋には、今でも鮮明に覚えている出来事があります。この橋には、当時から人が登れそうな鉄製の欄干があったのです。 「送料込み」鉄道模型ジオラマレイアウトBトレ、鉄コレ用 単線[60cm×45cm]昭和の街並みガーター橋●注文製作●60x45−1おそらく、小学校低学年の頃だったか・・・・友人と二人で、この欄干の何処まで登れるか試してみたのです。私は友人には負けたくなかったので、必死に一番上に向かって登りました。しかし、ある程度登ってから後ろの方をみると、友人ははるか下の方。しかも、橋の周りには大勢の人が集まっていました。 そして警察官まで出動する騒ぎに・・・ その時はかなり上の方まで登っていたので、さすがに怖くなり・・・そのまま前には進めなくなり、後ずさりしながら何とか降りました。その後、周りの人や警察官の人から大目玉をくらいました。大人になってから眺めてみた橋の印象は当時と同じものでしたが、今では、怖くてとても登れません。 山の音楽家 Web Site 【ブログランキング参加中】