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リンタロウ的・公演日記

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March 27, 2014
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カテゴリ:ステージ
福島市子ども劇場連絡会さんに招かれて、
「一人で演じる走れメロス」公演ではるばる福島県まで来ております。
子ども劇場の皆様、そしてホールの皆様の素晴らしい仕事により、
おかげさまで公演は好評のうちに無事終了いたしました。
まずは、関わって下さった皆様にお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

なんと、今回はホール公演という事で荷物を車で運ぶ必要がなく、
新幹線移動をさせていただきました。
IMG_20140325_154950_R.jpg
東京駅で乗り換えです。

IMG_20140326_085415_R.jpg
今回の会場は、福島テルサという福島市の文化芸術施設です。
そこのFTホールという400名のホールでした。
(…もしかしてFTって福島テルサの頭文字なんでしょうか…今気づいた…)
なので照明や音響機材を持ち運ばず非常にラッキーでした。

IMG_20140326_092445_R.jpg
舞台裏、仕込みの様子です。
今回は会館さんがスタッフワークをすべてやってくださいました。
仕込みからオペレーションまで…
普通はこんなことはあり得ないのです! 本当に感謝しきりです。

IMG_20140326_103829_R.jpg
会場にあった宣伝ポスターはこんな感じ。
主催は子ども劇場さんですが、今回はメロス公演なので観るのはほとんどが中高生以上。
一昨年の喜多方での「あらしのよるに」公演の際、目に留まったとの事でした。
クーラーのない真夏の廃屋での演劇祭でのご鑑賞、その節は本当にありがとうございました。
今回は小屋入り後に時間に余裕があったので色々とお話させていただき、
良い出会いをさせていただきました。

DSC_0030_R.jpg
25日の14時に出て18時前に着いたのですが、
そのまま翌日の公演の打ち合わせのために会場に直行。
会館さんには休日なのにわざわざ来ていただき、
それどころか打ち合わせ後は美味しい地元の福島餃子をご紹介いただいて堪能しました。

DSC_0031_R.jpg
安くて美味い。上が焼き餃子、こちらは水餃子です。20個で1000円。
歓楽街の中にある猛烈に昭和なお店なので、地元の人以外は入れないところです。
もう至れり尽くせりで。

DSC_0029_R.jpg
会場の様子はこんな感じです。
非常にやりやすい広さのホールです。ちゃんとお客さんと対話ができる心地よい広さ。
皆さん非常に真剣に聞いて下さり、こちらもテンションが高まりました。

DSC_0026_R.jpg
実は今回の公演、リハの時点でワイヤレスヘッドセットマイクをやめました。
普通の機種より重量があるため、走るとどうしても振られ、ずれてしまうためです。
なので、スタンウェイのピアノとクラリネットにはPAが入っているのに
僕は舞台ツラにある集音マイクのみで対抗、という
およそ普通のミュージカルのホール公演では絶対にNGな異様な布陣で臨んでいました。
僕自身本当に大丈夫かしらん、と少し不安でしたが、
リハの時点でスタッフ演奏者が皆一同に「君ならまったく問題ない」と…
声量があるために昔からそういう扱いですが、なんやら嬉しいような辛いような感じです。

そんなこんなで、公演は好評のうちに終了。
終演後の交流会も大勢の人が残って下さり、感謝しきりです。
劇中にちょこっと出演してくださった三人の青年らにも感謝。良い演技、パフォーマンスでした。
大勢いらっしゃったお姉さま方のパワーにも負けず、将来が楽しみです。



今回のこの数日間で思った事は、
仕事において自分は本当に周囲に恵まれているなあという事です。
本当のプロフェッショナルな仕事というのは、見てくれではありません。
周囲に俺はすごいぜオーラを出している人というのは、残念ながら大抵アマチュアなのです。
また、上手なだけでもいけません。上手なアマチュアなんか、当然大勢います。
プロというのは、如何に普通の顔をして、無理難題や難しい仕事を客のために遂行するかです。
それも、こんな業界にいる面々ですから、皆どこかでそんな仕事自体を楽しみながら。

会館さんや共演する演奏者など、そのあたりの事を改めて実感し、目の当たりにし、
だからこそ全力での本番を迎えることができるのだなあ、となんやら感激した次第です。
また、僕自身も今回の公演を通して、そのような方々とご一緒に仕事ができるくらいには
ちゃんとプロフェッショナルとして日々成長しているんだな、
と不遜ながらも勝手に実感しました。

「一人で演じる走れメロス」は、いま本当に自信を持ってお勧めできる作品です。
いま生で観ると、youtubeの映像の10倍は間違いなく面白いです。
皆、必死になって命を削りながら公演しておりますので、
ぜひ一度ご鑑賞いただけると嬉しく思います。年齢的、時期的にも今が旬です(笑)


今回の公演は、本当に感謝の気持ちが増えた公演でした。
良かった。
単に僕の精神がおっさんになっただけかもしれませんが。

それでは、名古屋に帰ります。
どうも関わって下さった皆様、誠にありがとうございました!





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Last updated  March 27, 2014 01:35:07 PM
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