カテゴリ:昆虫・植物
オオスカシバを初めて見たのは、長崎に住んでいた時。
ホームセンターで売られていたクチナシの花にきていたハチドリみたいな蛾。 かっこいいな~と思って調べたら、オオスカシバという名前。 何度かそのホームセンターに行きましたが、ある時、クチナシに幼虫が付いているのを発見。 その鉢を買って帰りたい衝動に駆られましたが、やめました。 その当時は「そこまでしなくてもいいよね」ってブレーキをかけていたんでしょうね。 その後、妊娠出産、オオスカシバのことは忘れ、時が経ち、再びオオスカシバと出会ったのは東京。 ハチドリ!?と思ったら、オオスカシバ。 なんとも普通に、その辺を飛んでるじゃぁないですか。 一度は、フェンスの網目に頭をつっこんだ状態で、抜けなくなっているのを見つけ、助けたこともありました。 食草のクチナシも、街路樹としてあちこちに植わっています。 もともと虫は嫌いではなく、かといってすっごい好きでもなかったのですが、ムスコが拾ってくる様々な虫を見るにつけ、私もちょっと虫熱がムクムクと育ち始めたころ。 クチナシをよく見て歩くようになり、ついに幼虫発見。羽化させることができました。 で、いちいち食草を取りに行くのはめんどう。 ベランダでクチナシを育てれば、そこで成長を見れるよね、とずっと思っていて、ようやく去年、クチナシを2本挿し木。 順調に大きくなり、花まで咲き、良い香りを漂わせるようになりました。 その香りに誘われてきたんでしょうね、オオスカシバ。 まさか、そんなにすぐやってくるとは思っていませんでした。 昨日、卵を発見。 確認した卵は3個。 そして、すでに今日孵化。 お尻にはすでに尾角がついています。 さて、私が見つけた卵は3個だったのですが、うちの2本のクチナシで、その3匹の食欲にどこまで対応できるのか…。 もしかしたら、私が見つけていない卵もある可能性もなきにしもあらず。 さあ、どうなる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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