自然育児　森のわらべ　多治見園　

前日の積雪に加え、夜中にまた雪が降り、辺り一面雪景色の朝を迎えました。

今日は雪の年長保育。

集合場所には凍結した坂道が…。

お尻で滑ってみたらいい感じ。
今度は顔を前に、うつ伏せになって滑ってみたらスピード感もあって最高！




ひとしきり遊んでから移動しました。

坂道を上って行ったところの広場はまだ誰も踏んでいない一面の雪。

先ずは駆け回る！
それから雪を集めて山を作り富士山に。

エルサのお城を作る！なんて女の子もいました。
新雪でふわふわの雪はなかなか固まらなかったけれど、雪をぶつけ合ったり、玉を転がして大きくしていったり、
斜面を滑り台にして遊んだり…。
雪遊びをいっぱいいっぱい楽しみました。


お弁当の前に１つトラブルが…。

雪の上で食べたいという子2人と、雪のないところで一緒に食べたい子1人と、意見がわかれてしまったのです。
意見がまとまらなくて、でも、ほかの仲間もちょっと離れたところで見守っていて…。
相手にこうしてほしいと思っていても言葉にならない…。
でも言葉なんか使わなくても相手の気持ちはわかっていたりもする。
ポツリポツリと言葉を交わし、長い時間をかけてお互いの気持ちが少しずつ動いていき、納得できる場所に決めることができました。
その後の三人は…
いつもより関わりが多く、会話も弾んで楽しそう。
年長保育だからこそできた深い時間。濃い関わりができたのではないかと思います。




午後からは山の上の秘密基地へ。
そうなんです。
先週からここには秘密基地があってね…と話していたのでみんなワクワクドキドキ。
大人はかなりな斜面と雪がある為、安全管理にドキドキ…。
そんな中、子どもたち、ものすごい集中力を発揮！ガンガン登って行きました。



登りきったところには秘密基地が︎
「すごーい︎ すごーい︎」
子どもたちの喜びっぷりもすごい！
去年のオオタカ(年長)組が作ったものがまだ残っていたのです。
中に入って遊んだり、新たに木を組んでみたり、ロープに乗って遊んだり…。
子どもたちの目の輝きのキレイなこと、キレイなこと！



楽しい遊びをひと段落させての帰り道。
山の斜面は上りより下りの方が怖いものです。
途中、ロープをつたって降りる所もあります。
「あっちの方が歩きやすいよね」
「でもこっちのは怖いけど楽しそう」
自分で判断して足場を選んで慎重に降りて行く姿、さすがオオタカ組さんです。

寒い一日、でも充実した一日を終え、お迎えの場所まで戻ると、あるお母さんがみんなにホットカルピスを振舞ってくれました。

あ〜あったかい！心も体も温まりました。
ももちゃん、ありがとう︎。

森わらの中で、花形スターのオオタカ組。
今日のようにオオタカしか行けないとっておきの場所へ行けたりもするけれど、普段はプレッシャーを感じる場面もあると思います。
そんな中で今日はちょっと甘えてくる子や自我を出したりする子もありました。
みんなそんな風にしてバランスをとっているのかな。

今日の充実した経験が、今後の心の支えになってくれるといいな。

素敵な一日をありがとうございました。

サポートスタッフ  葉子ちゃん


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