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カテゴリ:ひとりごと
今年も残りわずかとなりました。
仕事の方は師走の忙しさも落ち着いて一段落です。 今年の大きな出来事は、夏に母が亡くなったことです。 突然の事でした。 足腰が悪くなってから長く、あまり出歩けられなかった母で、 元気に動けないだけで、足腰以外は丈夫な方なのかな・・・と 思ってましたが、年相応に、高血圧や糖尿があったようです。 ご縁がなく、独り者の長男である兄と二人暮らし、 娘は私だけで、私は仕事と孫の世話で忙しい毎日。 「子どもには迷惑かけたくない」というのが、 母が一番考えて心配していたことだと思います。 家の中で倒れているのが見つかり、もう息はなかったんです。 入院もせず、母はあっけなく居なくなってしまいました。 葬儀の時に義姉(次兄の嫁さん)に 「祭壇にお母さんの好きな花を」とか、棺に「好きだったものを・・」と 言われたけれど、何も浮かぶものがなかった。 あ~「これが好き」だとか「これが欲しい」って自分を 主張しない人だったなぁと改めて思いました。 「家に有るものでいいんだから」といつもそんな感じでした。 お金のない家に嫁に来て、夫に仕え、姑に仕え、 子どもが生まれて日々いっぱいいっぱいの生活でした。 子どもが独立しても、わずかな年金生活で、何もぜいたくはできません。 ただただ子どもや孫達のことを心配していた、そんな母でした。 兄は「田舎の長男」で、物言いが「上から」で、威張っているところがあり、 年もちょっと離れているし、あんまり仲の良い兄弟とはいえないのだけれど、 喧嘩していては母が哀しむと思い、葬儀やら法要やらは、 やはり喪主が一番大変なので、何事も逆らわず 私は「はい、はい」とサポートに徹して、無事に終わることができました。 一人暮らしさえしたことなかったのに、兄は一人になって 寒さが身に染みているのではないでしょうか。 ワンコはいるけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.12.23 07:23:42
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