3週連続の本番が昨日終わった。地元の弦楽合奏団、神戸での主催室内楽、東京の先生の発表会だ。関西に居た頃よりは本番の回数が減っているのだが、たまたま同じ時期に集中したのだ。昨日の発表会ではラフマニノフのチェロ・ソナタの第2楽章をカミさんと演奏した。この曲は去年の3月に練習を始めて、8月に第4楽章、10月に全楽章、今年の3月に1,2楽章と本番で弾いてきて、昨日の第2楽章でおしまいだ。こういうピアノの負担の重い曲はたった一回の本番で終わりにするのはもったいない。こうやって何度も本番で弾くことにしてきたが、1年以上練習し続けるのはやや長すぎる気がする。だが、本番で演奏中に問題点に気づくことは多い。主に「これだと作曲者の思いが伝わらないのではないか?」という部分なのだが、そういう問題点を次の本番に向けて克服していくのは大事なことだと思っている。
ラフマニノフを練習してきた14ヶ月の間には木更津への引っ越しという大イベントがあったのだが、それとは別に先週本番で弾いたバッハのヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ第1番の練習も入っていた。こちらは去年の10月に練習を始めて7ヶ月ほどで一度だけの本番でおしまいにした。これ以上持ち続けるのが難しい感じだったのだ。
次はコダーイのピアノとチェロのためのソナタOp.4を練習することにしている。10月と来年の3月に本番が決まっている。10年くらい前に一度弾いているが、それ以後の演奏技術の進歩を注ぎ込んだ演奏にしたい。
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Last updated
2024.05.20 09:42:43
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