アクションを交換
30年以上前に買ったカワイのグランドピアノは、2009年にアクションと弦を全部交換した。カミさんの気に入った調律師の勧めに従って、この人に交換してもらった。レナー社のベーゼンドルファー用のアクションを入れたらしい。頻繁に弦が切れるようになったのがきっかけだ。これでぐっと調子が良くなった。象牙鍵盤はそのままだからさわり心地は変わらないし、響板やフレームもそのままだから音色も同じようなものだ。それでも安定したし好調が持続する。 それが2,3年前からかすかに不満が出てきた。調律つまり音程の狂いが早いのだ。このピアノの合わせてチェロを調弦すると、出先のピアノと合わない。我が家のピアノのピッチがすぐに下がるのだ。調律師に聞くと、ピアノの弦を止めている部品の劣化が原因なので、そこを交換すれば良いという。