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2004年03月05日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
以前日記にも書いたモスクワの100円ショップの話。
ここだと諸経費込み(笑)で50руб(約200円)ショップになるのだが、今日久々に行って衝撃の事実が。

55рубショップになっていたのだ。
(全然衝撃の事実じゃないってか)

しかも、POPは明日にも剥がれそうな紙製。
「こんなチャチな看板じゃ、60рубショップになるのは時間の問題だね」と友人。

あー、なんでこんなものが55рубなのーとボヤきつつ、
痒いところに手が届く日本製品の誘惑に負ける私たち。

さらにインスタントラーメン類がまったくなかった。
前回来た時は種類も豊富でよりどりみどりだったのに。
単身者の人たちが買い占めたのだろうか(←濡れ衣)。
日本の価格より高いとはいえ、日本全国から集めた商品ゆえ「ご当地ラーメン」に遭遇することもある。
「寿が○屋」のご当地うどんとか、けっこう楽しみにしてたのにぃ。

しかも欲しかった「お酢」も「薄切り豚肉」も「冷凍しめさば」もない(涙)
ある人は「みりん」がなく「みりん風調味料」で妥協し、
またある人は各メーカのカレールーが辛口しか残ってないことに落胆していた。
もうじき帰任する友人は、例のバカ高い納豆を見て
「あと2~3週間のことだし、ガマンしようっと♪」と通り過ぎた。
いいなあ、日本に帰任するってことは、おかめ納豆を3パック100円で買えることを意味するのだ。

確かに、モスクワではじりじりとドルが下がっている。
昨年春来た当時で、1ドル34руб台だったのが、今は28руб前半。
ドル払いの給与をルーブル建てに替えたところも多いと聞くし、
価格が数少ないドル建て表示だった高級スーパー・ストックマンですら
(ドル建て表示:価格は「10ドル」だが、支払はルーブル換算してルーブルで支払うシステム)
店舗中の商品をすべてルーブル価格表示に変わったらしい。

そのへんの主な両替所でルーブル換金ができるのはUSDとユーロ。
ユーロはここでも手堅いのだが、ユーロのレートを表示しながら両替はニェット(ダメ)なところが多い。
理由はよく分からない。
ニセ札なら、元々がおもちゃのお札のようなUSDのほうが簡単に出回りそうなものだが。
なので、出張や旅行で手にしたユーロは持ち腐れる確率が高い。
イギリスのポンドなど、ほぼ記念品状態である。
当然、トルコのやたらゼロの並んだお札(単位忘れました)は、
「バーチャル大金持ち気分」を味わうだけのものになってしまった。

トルコの買い物、今思えばおもしろかったな。
ちょろっと食料品を買って、「87万○×です」と言われ、100万○×札を出す。
レシートもすごい。
大富豪の買い物かと思うケタ数の多さ。
端数のはしょり方も大胆で、あんなんじゃ日本の1円単位の家計管理はどれだけ神経質に見えることか。








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最終更新日  2004年03月07日 18時58分44秒
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