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2020.04.29
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カテゴリ:裁判員体験
​ぼてぽて、裁判員に選ばれるシリーズ
過去日記はこちら↓

その1  裁判員に選ばれるまで
その2  裁判員裁判前日




今回ぼてぽてが参加した裁判員裁判は、公判が3日、評議が2日、判決が1日、合計6日の日程で、殺人事件の裁判員裁判では平均的な日数なのだそうです。
早い裁判では全行程が3日で終わるものもあるそうです。
最長で200日という裁判員裁判もあったそうで、こういった裁判は一人の被告がいろいろな罪で起訴されている場合が多く、その罪を一つ一つ証拠調べをしていくため時間がかかるのだということでした。
こういった長期裁判の場合にはすべての日程に参加できることが条件のため、選任手続きの時も通常よりも多くの候補者の中から選任するんだそうです。
長期裁判の場合には勤めに出ている方はまずすべての行程に参加することが難しくなるので、退職をされている方や主婦の方が裁判員になることが多いそうです。



『いよいよ公判初日』


朝、集合時間に評議室に集合し、本日の法廷の流れを確認します。

定刻で開始するまではお茶を飲んだり本を読んだり、もちろんスマホでゲームをすることも可能です。
今回の裁判員さんたちはお一人は学生さんでしたが、その他はかなりまじめな社会人の方々だったので、皆さん会話もせずに渡されたファイルを読んだりジッとしたりしておられました。
ぼてぽては・・・。
もう気になって気になって、めちゃくちゃ評議室を見渡していました(笑)。

さあ、時間になりました。

あらかじめ配られている予定表を見ながら本日のスケジュールを細かく確認していきます。
ここでも質問がないか、裁判長が逐一確認してくれます。

裁判開始時間5分前には評議室を出て、秘密の通路にて法廷へ向かいます。
前室にて待機し、法廷へ入る準備をします。

緊張しますしょんぼり
皆さん無言です。
なのに裁判官の皆さんは穏やかな笑顔で見守ってくれています。
「最初はみなさん緊張されるんですよ。でもすぐに慣れますから」
裁判長は優しく言ってくださいますが、本当ですか、裁判長・・・?
唾を飲み込む音さえ聞こえてしまう程静かな前室で待つこと数分。
インターホンが鳴り、裁判長が出られます。

「それでは行きましょう」

裁判長がそう声をかけ、皆さんがうなづき、裁判長を先頭に入廷しました。
右側の裁判員から入っていき、全員が自分の席に到着したら会釈して着席します。
ちなみに裁判長の左側(傍聴席から向かって右側)は左陪審といって一番下っ端、右側は右陪審といって裁判長の次に経験のある裁判官が座る席だそうです。

裁判員席の前には事務官、速記官もいます。

傍聴席、本日満席でございます。



『ドラマみたいだ・・・』


今回の事件は、生後2か月の実子を自らの手で殺害した母親の裁判でした。
つまり、被害者の母親は加害者で、被害者遺族は加害者家族という、なんとも悲しい事件でした。
殺人事件の裁判傍聴は人気だそうで、今回も初日から満席でした。
裁判員席からは被告人席、傍聴席もすべてよく見えます。

今回の事件の加害者、つまり被告人の女性は、とても殺人を犯すようにな見えない、本当に普通の女性でした。
これから、なぜこんな普通の女性が殺人を犯してしまったのか、ということについて色々調べていきます。

まずは冒頭手続きと呼ばれる起訴状の朗読が行われます。

本件がどういった事件で、誰が誰を殺害し、被告人は罪を認めているか否か(罪状認否)、今回の裁判の争点を確認しました。

母親が実の息子を何らかの方法で殺害し、本人は罪を認めている。
ただし、この被告人は犯行時に精神疾患を患っており、精神耗弱状態だった。

以上のことが本当なのかを公判で調べ、その上で刑を決めるということでした。

罪状認否が行われたあと、一旦休憩に入ります。
我々は前室に戻り、裁判長より難しい用語などの解説があり、わからないことはないかと確認がありました。

確認後、再び法廷に入廷します。



『本物だ・・・』


これからは“証拠調べ”が始まります。
証拠調べとは、あらかじめ提出された証拠について、裁判所にわかりやすく示すものだそうです。

裁判が決まると、担当裁判官と検察官そして弁護人で、公判前整理手続きという手続きをします。
この裁判はどういった内容でどういった証拠があって、どういった争点にするか、ということをあらかじめ決めておき、裁判員にもよくわかるように資料もかなりまとめておくのだそうです。

ですので資料は素人の裁判員にもよくわかるようにとても丁寧に作られており、まずは検察官よりあらかじめ提出された証拠、写真、図などをもとに、こういった場所でこういった事件をおこしたという解説をしてくれます。

こんなことまで資料になっちゃうの??みたいな資料もあったり、とにかく想像力があれば事件が起こった場面が簡単に想像できるくらい丁寧な資料が配られます。
ご遺体の写真や殺害現場となった部屋の写真も法廷内のモニターに映しだされますが、すぐにモニターは消されます。
法廷内のモニターと裁判員席の前にあるモニターには同じものが映し出されています。

続きまして弁護人より、どうしてこの事件が起こってしまったのかという説明がありました。
詳しくは書きませんが、弁護人は
「被告人は実子を殺したくて殺してしまったわけではなく、うつ病による精神耗弱状態だったために衝動的に殺してしまった」
ということを言っていました。

真剣に話を聞いていると、あっという間に時間が経過していました。
緊張しすぎて時計を見る余裕もなく、午前中が終わりました。


『お昼だ~!!』


とはいえ、食堂は使えません。
この裁判所、まわりにコンビニもお店もないような場所に建っているため、食事は自分で用意するか、もしくはあらかじめ注文しておく日替わり弁当しかありません。
日替わり弁当はあらかじめメニューがあるので、お好みの弁当を注文して、裁判官の方へお金を預けておくと、お昼までにお弁当が届くという便利なシステムです。

お味噌汁もついていて、結構ボリュームもあり、とてもおいしかったです。
ぼてぽては毎日日替わり弁当が楽しみでした。

基本、食事は評議室でみんなで一緒に食べます。
裁判官の方も一緒にいただきます。
外に出たい方は出ても構わないそうですが、1時間の休憩時間で外食は忙しいのでお勧めしませんとのことでしたので皆さんこここで食事をとられていました。
基本、休憩時間は自由ですから。

お昼の時間は裁判官のみなさんが色々お話ししてくださる楽しい時間でした。

裁判官は国家公務員のため、若いうちは2、3年に1度の割合で全国どこかの裁判所に異動になるのだそうです。
裁判所がある場所だったらどこでも対象になるそうで、次はどこなのかな、と毎回とても楽しみなんだそうです。
偉くなると5年に1度程度の異動になるそうですが、希望があればその希望も聞いてもらえるのだそう。
転勤族ですね、というと、本当にそうですよ、とおっしゃっていました。

そんな経験からか、他の裁判所に勤務されていたときには、裁判所の場所によっては繁華街にあったりするので、皆さんで一緒に外食に出かけたりもしたんだそうです。
ここは食べるところもないので楽しみが一つ減った感じですね、とおっしゃってました。
ちなみに裁判長が一番お気に入りだったのは大阪だったそうです。
おいしいものがたくさんあった、とのことでした。

食事が終わると、みなさん食後のお茶を飲みながら少し雑談する余裕が出てきました。

「検察官、ドラマみたでしたね」

「なんだか、切ない裁判になりそうですね」

「“異議あり!”っていうんですかね」

なんて、素人丸出しの会話をしていました。
みんな全く赤の他人ですが、これから一つの裁判にかかわるメンバーです。
自分を出す必要は全くありませんが、こうしたコミュニケーションは積極的にした方が後々精神的に楽になるかと思います。
人見知りの方はなかなかツライかと思いますが、ぼてぽてのような全く人見知りをしないタイプはぐいぐい話しかけたりするので、結構早い段階で女性のみなさんとは打ち解けられました。

食事をしながら各自簡単な自己紹介をしたり、裁判長のお話を聞いたり、あっという間に休憩時間は終わってしまいました。


午後は“証人尋問”です。

解剖医による証言です。
証言台に立つ解剖医は、イラストをもとに解説してくれました。
解剖の写真は素人にはショックが大きすぎるので、最近では写真ではなくイラストが主流だそうです。
とても分かりやすく解説してくださいました。

そのあとは弁護士、検察官からそれぞれ解剖医へ質問があり、それを聞きながら必要なものは各自メモを取ります。
結構な集中力が必要です。

証言が終了したら一旦休憩となり、法廷の前室にて裁判員から質問がないかの確認をします。
前室には会議用テーブルとイスがあるので、そこに座って小声で話をします。
大きな声でしゃべると法廷に聞こえてしまうらしい。
もちろん、笑い声も。

質問がある人は質問内容を確認後、裁判長の許可をいただき質問することができます。
なんて質問したらいいのか言葉がまとまらない時でも、裁判長がわかりやすく内容をまとめてくださるので心配はありません。
そして大事な
「みなさん、大丈夫ですか?」
と質問。
とても気を使ってくださいます。

証人への質問は裁判員は直接することができます。
しかし補助裁判員の方は直接質問することができないので、代わりに裁判長、または裁判官の方が質問してくれます。

質問が完了すると、20分の休憩が入りました、。
評議室に戻り、お茶を飲みながら先程とったメモを確認したり、自分なりに理解できるよう復習をしていました。

休憩後、法廷に戻って次の証人尋問です。

続いての証人は被告人の実の姉です。

こちらの方も至って普通のお姉さん。
うつ病を患っていた被告人のサポートを家族とともに何年もずっとされていたという優しい方でした。
弁護士、検察官からの質問に証人が答えていきます。
涙ながらに証言をするお姉さんの言葉を聞いていると、とても胸が痛くなりました。
そんな姉の姿に妹である被告人は、静かに涙を流していました。
傍聴席からもすすり泣きが聞こえ、本当にこれは真剣に向き合わないとと思いました。

休憩を挟んで裁判員、裁判官からの質問をし、予定より少し遅れて本日は閉廷しました。

ぼてぽてのA4のメモ用紙は2枚にわたり一杯にメモが取られていました。
実はこのメモ、家に持ち帰ることは一切できません。
事件のことを整理したいと思っても、頭の中に記憶しておくか、評議室でこのメモを見て確認するしかないのです。
メモは裁判の評議にかかわることなので、裁判が終了したらすべてシュレッダーされます。
なので休み時間にメモを確認し、事件を頭に叩き込むのが一番手っ取り早かったです。

評議室に戻ったら、今日の証拠調べについて質問がないかを確認し、難しい専門用語を細く説明してくれました。

「今日が一番大変だったと思いますよ」

裁判長はそうおっしゃっていました。
他の二人の裁判官の方もとても気を使ってケアをしてくださり、何の不安もなく公判初日を終えました。


初日を終えた感想は・・・。

裁判って、なんでもさらされてしまうんだな、ということでした。
例えば、スマホでのインターネットでの閲覧履歴、LINEでの会話、生い立ちから現在までの経歴など・・・。

そこまでしなくてもいいんじゃないの?と思うくらいでしたが、この事件がなぜ起こったのかを説明するためには必要なことだったのだと思います。

いつも通り仕事をしているより全然頭が疲れました。
結構な疲労感とともに、この日は帰宅しました。




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Last updated  2020.04.29 15:17:35
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