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カテゴリ:乗り物
© 産経新聞 提供 台車ロボット「EffiBOT」の実証実験=17日、立命館大びわこ・くさつキャンパス
立命館大びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)を舞台に、ロボットと人間の共生や協業を目指す実証実験が始まった。障害物を避けながら荷物を運んだり、自動で施設の清掃をしたりするロボットなどを試験的に導入。職員やロボットを研究する学生らが利用し、使い勝手や導入に向けた課題を検証する。同大の担当者は「立命館からロボットと人が共生する社会のモデルを提言したい」と話している。(花輪理徳) 実証実験は同大が今年3月に、ビルの管理などでロボットの導入を進めている不動産大手の三菱地所と結んだ戦略的パートナーシップ協定に基づくもの。同大は人手不足などに伴う施設管理コストの高騰を受け、ロボットの導入を検討しており、同社から実験で使うロボットの貸与を受けた。 今月から実証実験を始めたフランス製の運搬ロボット「EffiBOT(エフィボット)」は、4つの車輪がついた台車型のロボットで、最大300キロまで搭載可能。荷物を台に載せてスイッチを押すとセンサーで近くにいる人を認識し、歩き始めると後をついて行き、進行ルート上のベンチや看板などの障害物も自動的に検知して回避する。 運搬ロボットは6月末まで、職員や一部の学生らが午前9時半~午後5時ごろまで、自由に使うことができる。職員向けの説明会で実際に操作を体験した生命科学部事務室の草野美和子さん(46)は「雨の日に傘をさしながら台車を押すのは大変。事務室に届く荷物を運ぶのに使えそう。けなげについてくるのがかわいらしい」と話した。 同キャンパスは広大な敷地内に道路や建物があり、多くの人が行き交う。実際の街に近い環境が整っている一方で、私有地のため、交通などの規制が緩いことから、実証実験を行うのに適していると判断した。 同大はキャンパスを実証実験の場として提供するとともに、研究面では総合大学として多分野の研究者を擁するメリットを生かして技術的な観点だけでなく、倫理やプライバシーといった法学的な観点などからも課題の洗い出しを行う。 日本初上陸の自律走行型運搬ロボット「Marble(マーブル)」も試験導入しており、今後は警備ロボットや清掃ロボットの実証実験も行い、使い勝手や問題点を検討する。 同大は「技術開発が先行するロボットだが、社会に受け入れられるには総合的な観点からの課題提起が必要だ」(担当者)として、学内のロボット工学や心理学、法学などの専門家でチームで課題を議論する。それらの実証実験の結果などを踏まえ、来年度下半期にも「ロボットキャンパス実装ガイドライン」をまとめて早期の実用化を目指す。今後は他のキャンパスや系列の高校などで実証実験を行うことも検討している。 -株式会社 産経デジタル 2019/05/26 07:47 より一部抜粋- 日本はうまくロボットを使っているのかもね (溶接ロボットは昔からあるし) (倉庫ロボットもあるし) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.05.30 20:30:08
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