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カテゴリ:三人子育て
12月15日、私の不注意でrenに火傷を負わせてから 3か月半が経ちました。 ようやく少し冷静に振り返られるようになった気がします。 …と言いながら、タイプする指が震えているのですが。 自分自身、忘れないように残すことにします。 12月15日15時過ぎ、 上の子たちはクリスマス会でもらったケーキを食べていました。 私は偏頭痛持ちでその日も頭が痛く、 カフェインを取ると痛みがマシになるので renのおやつを用意しながらコーヒーを淹れることにしました。 面倒なのでインスタントコーヒーに水を入れたマグカップを レンジでチン。 引越しと共に買い替えた無○のレンジは おまかせモードで加熱するとものすごく熱くなります。 そのことをすっかり忘れてしまったので コーヒーはアツアツに。 その頃renは何にでも手を出して危ないので 熱いものや危険なものは手の届かないところに置いていました。 当然コーヒーも、普段はテーブルの中央へ。 でもその日 私は手の届くところに置いてしまった。 そして後ろを振り向いたほんの一瞬、 renはマグカップをひっくり返してしまった。 泣き出したrenを見ても、私は一瞬何が起こったのか理解できませんでした。 すぐに把握してとにかく冷やさなきゃ!と思ったのですが 頬からおなかにかけてコーヒーをかぶっていて どうやって冷やせばいいのかわかりませんでした。 夏ならすぐさま風呂場でシャワーを浴びせるのでしょうが その日は雪が降る寒い日。 冷えた風呂場で冷水を浴びせたら体に悪いんじゃないか?! 救急車を呼ぶことになるだろうし、寒いんじゃないか?! 時間にしたら数秒なんでしょうが、色々な考えが頭を巡りました。 結局私が取った行動は タオルを濡らして患部にあてながら119番通報。 救急車が到着するまでの間、 タオルで冷やし続けている半裸のrenが寒くないようにおくるみを用意し 上の子たちにジャンバーを着せ 思いつく限りのことをして待っていました。 到着までおそらく10分だったと思います。 そして救急車に乗り込み、 水をかけて患部を冷やしながら 病院に到着するまで30分くらいだったでしょうか。 雪が降っていて道路が混雑していたため 救急車なのにしょっちゅう止まっていて ものすごく焦ったのを覚えています。 病院に運ばれ、そこではじめて患部をまともに見ました。 申し訳なくて申し訳なくて どうしたらいいのかわからなかった。 子供の怪我や病気はつらいものです。 親なら代わってあげたいと思うでしょう。 その原因が自分だなんて、何といえばいいのか。 言葉では言い表せない感情です。 入院生活は割愛しますが 退院してからはより、現実に直面しました。 幸い、renは火傷があるという以外は全く元気で 普段となんら変わらない状態でしたが ここは私がrenに火傷を負わせた場所です。 料理をしていても この味噌汁の中に私の手を入れればrenの痛みがわかる… この油の中に… 常にそんな状態でした。 でも今私がわざと火傷を負ったからって renの火傷がなかったことになるわけじゃない。 心が晴れるわけでもない。 私が火傷して家事をするのに支障が出たら それこそ迷惑以外の何物でもない。 申し訳なくて申し訳なくて 苦しくなって眠れない日が続きました。 私は苦しくて、現実を向き合うことから どこかで逃げてだしてしまった。 renの火傷の跡は今、薬を塗って治療しています。 当初に比べると赤みがなくなってきて 随分と綺麗になりました。 せめて跡が残らないようにとケアを続けています。 薬ではどうにもならない場合は外科的な処置も考えています。 それでも、跡が残るかもしれません。 そのことで将来renに責められるかもしれません。 私はただ、謝ることしかできない。 起きてしまったことをなかったことには出来ない。 どんな言い訳を並べたとしても 私の不注意でrenに火傷を負わせてしまったこと、 子供に怪我を負わせた最低の親であるという事実は変わりようもありません。 私がこの気持ちを決して忘れませんように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 29, 2011 01:44:55 PM
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