ミンボーの女
日本映画専門チャンネルで「ミンボーの女」を観た。ミンボーってなんだっけ?貧乏?いや、違う。タイトルだけは知っていたけど、中身はさっぱり。とにかく観てみよう、面白そうだ。伊丹十三、監督・脚本。宮本信子、主演。あるホテルがヤクザに脅されるたびにお金を巻き上げられる。その弱みからヤクザが頻繁に出入りするようになり、とうとう弁護士を雇うことに。この弁護士が民事介入暴力専門のプロ中のプロ、宮本信子演じる井上まひる。とにかくヤクザの凄味たるや凄いのなんのって。ヤクザ役の役者さん達もそうそうたるメンバーで、本物のヤクザも怖がるんじゃないかと思うほど。その中にミンボーの女がたった一人で立ち向かい、弱腰のホテルマン達の意識までも変えてしまう。とにかく痛快な映画です。柳葉敏郎さんがチンピラ役で出演。(若いなあ。)(・・・「いじめに打ち勝つ映画」というより「ヤクザなんかに負けない映画」にした方が良かったかな。)ミンボー=「民暴」=「民事介入暴力」