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えひもせす

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2007年07月08日
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カテゴリ:読んでみた本


 「まえがき」に書かれているように、文書の書き方のマニュアル本ではありません。必要に迫られて、これを読んでもすぐにスラスラと書けるようにはならないでしょう。筆者はエンタメ作家の清水義範氏。当たり前のことを書くはずはありません。ビジネス文書を題材として、おもしろおかしい清水ワールドが繰り広げられています。 

 ビジネス文書のほとんどは、形式的な作法にのっとって書かれるものですから、8割9割は定型文になります。マニュアル本を参考に書けば、それなりの体裁は整うでしょう。一般的な常識を持ち合わせており、さらに所属する会社の特有な言い回しを押さえておけば、むしろ書くことは難しくないかもしれません。

 清水氏はビジネス文書の目的を2つあげています。一つは、社内文書において、自分を高く売ること。もう一つは、社外に対して、自分の会社をアピールすることです。定型的なビジネス文書に魅力(=チャーム)を持たせることは、難しいことですよね。逆に、ともすれば無味乾燥な文体に陥りがちであるからこそ、魅力を注入できれば、できるヤツとの評価を得られるのかもしれません。

 このチャームとは何か、どこに気をつければ魅力ある文章になるのか。清水氏の考える結論には、頷かざるを得ません。ビジネス文書を書く機会が多い方で、マンネリ気味の方、これから、そういう立場になる方は、頭に入れておいて損はないでしょう。


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最終更新日  2007年07月08日 22時58分34秒
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