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えひもせす

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2008年08月08日
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カテゴリ:プチ感動!
モネの絵は光が溢れだしそうなほど、
眩しく明るい。

 一方コローの風景画は、
どんよりとした空気が立ち込めているよう。

 ただし遠景に目を向けると、
確かに池の水面は光をうけて輝いているし、
空は青く澄んでいる。

 視線を動かすだけで、これほど
目に映る景色が変わるのだろうか。

 一枚の絵に込められた、
コローの心象の一端に触れられたような気がしました。

 そして人物画。
女性たちは、一様に物憂げな表情をしている。
どこかけだるいような、
魂が抜けているような…。

 そんな想いを抱きながら、
鑑賞していると、突然目に飛び込んできた作品がこれ。

im_corot080614.jpg


 澄んだまなざしにうっとり。
コローが生涯、手元に置いておいたという気持ちが
わかるような気がする。オーラを感じましたよ。

 コローは後日、加筆したそう。
 頭と、胸元。

 胸元はブラウスを少しはだけさせたそうです。
理由を考えてみたけれど、これといって思い浮かばない。

 私の貧弱な想像力で、せいぜい思いつくことは、
堅い印象を緩めて、親近感をもたせるため?ぐらい。

 名画には見る人の想像力をかきたてる、
不思議な魅力が宿っているもの。
あの『モナリザ』と同じですね。

 最後に『青い服の婦人』
ドレスのスカートのふわっとした質感が素晴らしい。
照明の光が絵の具に反射してキラキラ光ります。
今にも風に吹かれてそよぎそう。
やっぱりすごい画家だわ。スマイル

 自分の部屋にも飾りたくて、
B3版のポスターを購入しました。
今手元に置いて眺めていますが、
実物の質感とは程遠い…。
当り前ではありますが。
 
 上野では8月31日まで開催。
まだの方は是非どうぞ。
 





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最終更新日  2008年08月08日 09時59分56秒
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