珍国際の書斎

　珍さん、今日は３２度の猛暑が予想される中、遊びで野球の撮影に行くアル。

　 珍さん、写真を撮れるのかなぁ？

　ところで珍さん、まったく野球が分からないアル。昔、仕事で毎晩のようにプロ野球の撮影をさせられたアル。

　撮影は簡単に出来るアルが、問題は写真説明をまったく書けないのこと。一番分からなかったのが、フライの説明アル。

　珍さん、フライが右の方に飛んだから、「３番長島、ライト・フライを打ったが捕られてアウト」と書いて、念のために他社のカメラマンに「今のはライト・フライですよね？」と尋ねると、「センター・フライだ！」との返事アル。

　次にセンターに飛んだから、「４番王、センター・フライを打ったが捕られてアウト」と書いて、またもや、隣のカメラマンに、「今度こそは、センター・フライで間違いないですよね」と言うと、「ライト・フライだ、うるせーなぁ！」と冷たい返事アル。

　珍さん、どう考えても、最初のはライト・フライだし、次はセンター・フライに見えるのこと。このカメラマンめ、目が悪いんとちゃうか？

　 珍さん、写真を撮れるのかなぁ？

　珍さん、球場の一塁線と三塁線の間を正確に分度器で測って、外野の守備位置の辺りに、ここからここまでがライト、ここからここまではセンター、ここからここまでがレフトと決めていたアルが、他社のカメラマンの言うことは、ことごとく違っていたアル。

　珍さん、もう、訳が分からなくなったのこと。昨日のオッサンの説明では、「ライトに飛んでもセンターが捕ればセンター・フライだ」とのこと。

　珍さん、「ラジオで、『ライト・フライだ』と言われれば、聴取者は、右側の３０度以内に飛んだと理解する。真ん中の３０度以内に飛んだのに、ライトが捕ったからといって、『ライト・フライだ』と言われたのでは、正確な状況が分からない。誤報だ」と言い張ったアルが、ダレも認めてくれなかったアル。

　これだから野球が嫌いなんだ！もっと科学的にやれってんだ！だいたい、二塁手が先にベースを踏んでおいて、それから球を捕ってもアウトってのはオカシイ！ルール・ブックにどう書いてあるんだ！ちゃんと真面目にやれ！

　 珍さん、写真を撮れるのかなぁ？

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このページの写真はすべてキャノンのパワーショット　Ｓ３　ＩＳで撮影しました

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