珍国際の書斎

　昨夜は焼鳥屋の呑み仲間が６６歳の誕生日だったアル。しかし「息子どもは電話一本呉れない」と寂しそうだったアルから、急遽、珍さんが気に入っているドラマーチッコ相馬氏のライブに誘って出掛けたのこと。偶々、朝、チッコ氏から今夜のライブについて案内メールが届いていたアル。

　中々雰囲気が有る店で、いやが上にも期待は高まったアル。

　出し物は『 Q's Happy Jazz 』ということで、メンバーは「Q・石川（sax）、野本　晴美（p）、稲葉　国光（b）、チッコ　相馬（ds）」となっていたアル。

　チッコ氏以外は初めて聴くメンバーだったアル。



　相棒と「ジャズと言えばバーボンだよなぁ」とジャック・ダニエルを１本、ボトル・キープしたアル。

　ツマミは珍さんの好物、生ハム、スモーク・サーモン、ロースト・ビールにレーズン・バターを注文。

　酒と料理が届いた後でテーブルを見ると、何故かドル紙幣が置いてあったアル。

　何かと思って裏返したら、ア、ア、ア、アイヤー、ただの伝票だったアル。こういう店アルから、面白いアイデアだったのこと。








　チッコ相馬氏は本場、アメリカ仕込みのドラマーで、珍さんよりは若いアルが、いつも笑顔を絶やさず、ドラムの上手さは勿論アルが、ブルースを中心とする歌が実に味が有って上手いのこと。

　日本中を廻って演奏活動をしているアル。今月のスケジュールにリンクしておくアルから、興味の有る人は行ってみるヨロシ。











　ベースは６０過ぎと思われるオヤジさんで、動きがコミカルだったのこと。光頭テクニック、ア、ア、ア、アイヤー、高等テクニックを駆使し、元気に演奏している姿は好感を持てたのこと。




　この日のバンド・マスターは昨年１０月に喜寿（７７歳）を迎えたというＱ・石川氏。

　７７歳とは全く思えない素晴らしい演奏、面白いＭＣに珍さん達はすっかり酔ってしまたのこと。

　珍さんは「サム・ザ・マン・テーラーなら何でも良いから」とリクエスト、石川氏は「ハーレム・ノクターン」を演奏してくれたのこと。生まれて初めて生で聴くハーレム・ノクターンに感激したアル。

　石川氏は、わざと曲の最後の音を１０秒以上も伸ばして吹き、息が切れそうになったところで、「ハ～～～ッ！」とため息をついたアル。勿論、演技であり、全く息切れなどしていないのこと。

　珍さん達、「日本にもこんな素晴らしいし、味の有るミュージシャンが居るんだ」と大感激だったアル。

　全ての演奏の最後に、相棒の誕生祝いの為、珍さんが予（あらかじ）めチッコ相馬氏に頼んでおいた「ハッピ・バースデー」を演奏してくれたのこと。

　相棒は思わぬプレゼントに感激していたアル。気が付いたら、ジャック・ダニエルのボトルはカラッポだったのこと。昨夜は本当に美味い酒を呑んだアル。

Q・石川氏のホームページ