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テーマ:男の子3兄弟の子育て(997)
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私の実家に3兄弟たちとお泊り。
しかし、長男「お母さんは泊まらなくていいよ~。」と。 ![]() 私がいてると好き放題できないみたい。 ![]() 「い~や泊まる!明日は、三重のひいばあちゃんの墓参りに行くからね。」 そう、私の結婚式の数週間前に、トイレに行く途中発作で倒れてそのまま逝ってしまった父方のおばあちゃん。 あれから、すぐ長男妊娠して、出産、で、2年おきに子どもを授かり、その間に同居も始まり お墓参りに行けないまま6年が過ぎた。 旦那さんはお仕事なので、両親と一緒にお墓参りに行く事にしたのだ。 おばあちゃんは、3人目の子ども(ウチの父)を妊娠中に旦那さんを戦争に取られ、出産後、マリアナ諸島付近で旦那さんが戦死したことを知る。 遺骨すら帰ってこなかった。 それから女手1つで、3人の子どもを育て上げた。 私が小学6年の時、夏休みにおばあちゃんちに泊まりに行った時に、戦争中の写真を見せて、 その事を話してくれた。 『戦争は絶対アカン』 その夏休みの出来事は、今でも鮮明に覚えている。 今、私が3人の母になって、 おばあちゃんの苦労を身を持って感じる。 ウチの父は昭和19年の7月生まれ。 その1年後に終戦。 あと少し早く戦争が終わっていれば、父はお父さんに抱っこしてもらえたかもしれない。 一緒にこうやってお盆を迎えていたのかもしれない。 おばあちゃんのお墓参りに3兄弟を連れて行けて 平和という当たり前の幸せに気付く。 おばあちゃんちに行くと、いとこのお兄ちゃん家族、お姉ちゃん家族みんなと5年ぶりに会った。おばあちゃんが育てた3人の子どもからこんなに大勢の家族が集える幸せ。 いとこの姉ちゃんの2兄弟も、もう、中1、中3。 私の結婚式に来てくれた時はウチの長男達ぐらいちっこかったのに~。(苦笑) 「反抗期で、ほんと難しいわ。」と姉ちゃん。 ![]() おばあちゃんのお墓参りに行って、 色んな事を思い出しながら、月日の流れを感じる。 おばあちゃんはおじいちゃんとあっちの世界で会えたかな・・・。 戦争で出来なかった新婚生活を楽しんでるかな・・・。 私の花嫁姿もおばあちゃんと同じく3兄弟の母になった事も 知らないまま逝ってしまったおばあちゃん。 お墓参りに、見上げた夏空がやけにまぶしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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